じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「結び亭」で初ジンギスカンを。

2016-01-20 | 焼き肉・ステーキ・ハンバーグ
そうは言ってもですよ。

なかなか普段、ジンギスカンを専門店で食べることも少ないんですよね。

スーパーで買った肉を、自宅でフライパンで焼いて食べることの方が多い。

でも、昨年末から、やたらとジンギスカンが食べたくて仕方なかったんです。ジンギスカン鍋で正しく焼いた、正統派を。

そこで、とある方からお勧めされていた「結び亭」へ。札幌の狸小路の西端、西九丁目にあります。


運ばれてきたのは、まごう事なき清く正しいジンギスカン鍋であります。火加減も素晴らしい。

炭の入った七輪の上で、程よく熱せられています。あまり熱すぎる鍋で焼くのは厳禁。良い生ラムであれば、サッと炙って、表面にうっすら肉汁が浮いた頃に食べるのがベストかと。焼き過ぎは羊に失礼。

この鍋の火加減は、さすが専門店と言わざるをえません。

メニューにあるお肉は二種類。

まずはラムの肩肉。

鍋の温度がちょうど良いので・・・

焼いていてもあまりモクモクと煙が立ちません。

テーブルには、焼肉屋さんにあるような換気用のダクトが天井から伸びていたりはしていません。でも、あまり服に匂いが付く感じはありません。

実は、食べ終わってからバーに行ったのですが、「ジンギスカン食べてきたんですよ」と告げたら、「その割には全然匂いがしませんね」とそのバーの方に実際言われました。

煙が立ち込めないと言うのは、こちらのお店が、美味しく食べる環境を整えてくださってる証のひとつじゃないかと。店内に煙が充満してるようなジンギスカン屋さんは、あまりよろしくないかも知れません。


焼けてきましたよ。

これこれ。こうでなくては。タレに浸して噛み締めると、口の中は肉汁と旨みで充満します。追いかけるように、冷たいビールを流し込む。ジンギスカンの醍醐味。

ちなみにビールは、北海道限定のサッポロクラシックの他、いわゆる地ビールである「小樽ビール」もあります。

続きましてはラムロース。

奥に写っているのは、お店特製のハーブ塩。ロースはこれでいただきます。

焼き上がって来たら、ハーブ塩をパラリ。

ここからもう一息焼いた辺りが食べ頃。

ハーブの香りが羊肉の風味と絶妙に合いますね。塩だと羊肉の味わいがダイレクトに楽しめます。この肉なら、普段からジンギスカンを食べてる方なら特に、臭みはほとんど気にならないのでは。

ジンギスカンが苦手、と言う方でも、この食べ方ならハーブで羊肉特有の風味は緩和されるので、チャレンジしてみていただきたいですね。


締めは・・・

平飼いされた鶏の卵の卵かけ御飯。味付けは、ジンギスカンのタレ。それまで自分で使っていたタレには肉の旨味が溶け込んでる訳で、それを味付けにします。理にかなってます。

久しぶりのジンギスカン、堪能しました。「梅ダレのラムしゃぶ」なんてメニューもあって、次回はこれも食べてみたいですね。



今回もいつも通りひとりで食べたのですが(笑)、ジンギスカンは特に自分の好みの焼き加減で食べたいので、むしろひとりで食べるべきではないかと。負け惜しみとかじゃ無いですよ。
(^_^;)

昔は、飲んだ後の最後に、締めのラーメンならぬ締めのジンギスカンをひとりで食べていたりしてましたし。

今は・・・締めで食べるなら三人前ぐらいが限度ですね(笑)。
コメント
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