アーケードも無くなる、札幌狸小路8丁目…から更に西。
渋い飲み屋さんも軒を連ねる、味わい深いエリア。
数年前、とある居酒屋のマスターに勧められたジンギスカン店がそこにありまして。
火は強火にはしない。
もやしを下に敷いて焼かない。
…などの「アドバイス」は、個人的にも賛同するものばかり。
なので、一人でジンギスカンを食べたい時はここへ。
確かに、ラム肉の焼き過ぎは厳禁。
割とゆっくり火を入れて、レアに近いくらいで食べるのが好きなので、こちらのお店の火加減は自分にはベスト。
ビールを飲みつつ、愛でるように鍋の上で羊肉を焼く。黙々と。
自分好みに焼き上げたら、それをしっかり噛みしめる。
タレはもちろん、お店特製のハーブ塩で食べるのもたまらない。
そしてまた、冷たいビールを喉に流し込む。
この、誰にも邪魔されずにジンギスカンを食べつつ、ゆっくりと流れる時間。
ジンギスカンは、一人で食べるべきものだと思うのです。
前から申し上げてるとおり…
決して、強がりでは無く(笑)。