まさかの2回目。
そして、また晴れる。
昨年に引き続き開催された、ススキノ「本気食聡咲」主催の「大人の遠足」。
昨年の今頃に開催された前回の「大人の遠足」では、天気予報もずっと雨で前日もぐずついた天気だったのが、当日はすっかり晴れるという、マスターを始めとする参加者の晴れ男&晴れ女パワーを見せつける結果となり、もはやススキノの隠れた伝説になったとも言える訳ですが…
今回は天気予報もずっと晴れ。お天道様も何気にプレッシャーを感じて「わかった、わかった。」って感じでこの天気にしてくれたような。
で、今回の行き先は積丹。
理由は…「マスターが行きたいから」(笑)。
マスター自身の「積丹ブルーを眺めて、途中でお酒も飲みたいし、そもそも運転しんどいからバス借りて、最後は焼肉食べながら騒ぎたい」と言う願望を叶えるのが最大の目的。
客との親睦会とか、そう言う性格のものでは無く(笑)、自分のやりたい事に客を巻き込めば、諸々の目的も果たせるからと言うことですね。
参加者の皆さんも、なんと無くそこに気づいてらっしゃると思うのですが、つまりは、マスターのワガママにお付き合いしつつ自分も楽しむ、と言うのが「大人の遠足」の基本的構図です。
(^_^;)
その証拠に、終盤、次回の行き先候補が参加者側からマスターに提案されてましたが、マスターは全く聞く耳を持たず。
その辺りの事は、お店のブログ( http://blog.goo.ne.jp/sohsakuzzz/e/7b30343fdb002d80789467554605da14 )でご自身も公言されてますので(笑)、ご参考までに。
さて。
そんな基本事項を踏まえていただいた上で、今回の「大人の遠足」の模様をご覧いただきましょう。
今回もマスターのワガママにお付き合いいただける、寛大なお客さまが30名ほど朝9時のススキノに集結。
朝の光に煌めくモモヤビルの横に、今回の相棒となるバスも到着。
今回はトイレ付きの豪華なバス。
後ろの座席が回転して、ちょっとしたリビング感を醸す事もできるハイスペックなバスです。よく、テレビで芸能人のバスツアーをやる際に出てくるようなバスですね。
実際使いましたが、トイレも快適。◯央バスのより快適(個人の感想です。)
札幌ばんけい株式会社様の全面的バックアップ。その威力を感じつつ乗車。
2回目ともなれば参加者同士で顔見知りも増え、車内も最初から和やかなムード。
僕はこのQUESTION No.6さん(聡咲のお客様かつ水曜どうでしょうファンにして、現在世界を股にかけて活躍中のイラストレーター)デザインのTシャツを着て参加したのですが…
他にもこの聡咲Tシャツを着てる方が多数いらっしゃいました。カラーバリエーションが豊富なので、今回も5色ほど揃いました。
近くのコンビニに駆け込み、酒やつまみを確保する参加者も数名(僕はバスが来る前からビールを道端で飲んでましたが。)。
この数時間後、軽いハプニングが起きるとはとても思えない(笑)楽しいムードで出発。一路、積丹へ。
高速を駆け抜け、小樽を走り抜け、気づけば車窓には海が。
最前列にいたはずのマスターが、いつの間にか僕の居る最後尾座席(いわゆる「不良席」)に来た頃には、こんな景勝地が。
これを眺めてたら「あぁ、ホ◯ケ◯岩ね」と、早速周りの女性陣に構わず飛ばし始めるマスター。
さらにはご自身の青春時代に、まさしく今座って居るようなバスの最後尾席での思い出として、「ここの席で女とイチャついてたらさぁ…」と、その先は自主規制せざるを得ないような、甘酸っぱいどころか生々しくて自然と女性陣が黙り込むような、微笑ましいエピソードを披露するマスター。
「昔のバスはエンジン音がうるさかったから大丈夫だったんだよ」とか、「クラスのおとなしい奴を何人か見張りにしてさぁ…」とか、マスターの爽やかな青春時代の話に盛り上がる後部座席。
個人的にはその「おとなしい」方々に同情してしまいましたが、そう言うと「だからあ太郎さんは…」とか諸々言われそうで黙りました(笑)。
さらには「おたんこなす」の語源について、お店のスタッフさんである、通称「女将さん」に調べてもらったら、割とヒドい語源で女将さんがなんとも言えない表情になり…なんて博学な会話も。
こんな調子でしたから、車内は終始、中高生の修学旅行のような雰囲気でしたね。
(^_^;)
そのうち、バスは豊浜トンネルに。
しばし、休憩。
こんな海を眺めながらの煙草は格別ではないかと。
再びバスは走り出し…
日本海を眺めながら海岸線を進みます。
積丹方面にはプライベートでも釣りなどで出掛けているマスターですから、付近の事は熟知しておられ、途中では景勝地「火事になって放置された家」などもガイドしてくださいました。
そうこうしてるうちに、見えて来ました。
神威岬。
何時に出発するとか、そーゆー説明はほぼゼロのまま(笑)、なし崩し的に岬へと向かいます。
駐車場から坂を少し登ると…
既に、積丹ブルーの片鱗が。
神威岬には僕は初めて来たんですが…
…この時は、まだ気づいてなかったんですよ。
先っぽにある小さい白い建造物が灯台。そこまで歩くと言うことは…結構な距離。
しかも、かなりのアップダウン。すれ違う人が皆、険しい顔してるので「あぁ…ヤバいんだ…」とは思ってましたが…
道幅も狭い。そんな、まるで万里の長城のような道を黙々と進む。
途中の景色は綺麗なんですけどね…
もう、中盤では息がすっかり上がる始末。
とは言え…
たどり着きましたよ。何とか。
参加者の皆さんのこの達成感の表し方から、ここまでの道のりのしんどさをお察しください。
前回も参加した通称「チーム山ガール」の皆さんも…
「YDK(やれば出来る子)」のパフォーマンスで達成感を表現。
それだけキツかったと言うか、前回は「峠越え」でしたが、今回は「軽登山」でした。
(^_^;)
マスターも「全員、到達できるとは思ってなかった」と話しておりました。
では。
神威岬の眺めを改めて。
これは岬から陸側への眺め。
こんな絶景を見られるなら、苦労の甲斐もあった…かも。
(^_^;)
突端だからか、空気も綺麗でした。久し振りに空気が美味しいと感じましたね。
そして再び戻る訳ですが…
やっぱり、これから登山をするようにしか思えない景色。
戻らない事にはどうしようもないので、帰りはもうロクに景色も眺めずにひたすら歩く。
もう、勢いだけでスタート地点のレストハウスに戻りました。
で、しばし休憩を…と思ってたら何やら雲行きが怪しい。
マスターを始め、何人かの参加者の方が苦笑いを浮かべつつレストハウスに戻ってくる。
「バス、故障した。」
…おおっ。
…ある意味、台本通り(笑)。
恒例のハプニング。
動向を見守っていると、余市から代わりのバスが来ることに。
まぁ、これで登山で疲れた身体をしっかり休ませる事ができます。
積丹ブルーにちなんだ、青いソフトクリームなどを食べつつ待つことに。
すると、「チーム山ガール」が再び何かを始めまして…
「神威岬」と染め抜かれたタオルが売られてまして、それぞれ着ていた聡咲Tシャツと同じ色のタオルを購入した模様。いつの間にか(笑)ナルさんも加わってます。
そして…
集結。「本気食戦隊カムイレンジャー」的な感じでポージング。
この後さらに、今回の遠足をテーマにしたダンスと言うか、パフォーマンスを即興で開始。他の観光客のみなさんも「何が始まったんだろ?」と、足を止めて観る人も(笑)。
チーム山ガールの皆さんのお陰で待ち時間もあっという間に過ぎ、2台目のバスが到着し小樽へ向かうのでした。
道中では、事故ったばかりのバイク(運転してた方は無事だった模様)に遭遇するなど、矢継ぎ早のハプニングもあり…
途中ではマスターがよく立ち寄るという「幌武意漁港」の眺めを楽しみ…
およそ予定から2時間ほど遅れて小樽に到着。
運河を散策したり、「田中酒造」(意外と遠かったらしい…)や「かま栄」に行ったりと、皆さん思い思いの過ごし方を。たまたまやっていた物産展に行かれた方も居たようですね。
ちなみに僕は…
小樽駅近くの老舗銭湯で、積丹での汗を流しておりました。
実際、疲れも取れてサッパリ。このあとの盤渓での焼肉に向けて、万全の体制を整えられました。
2台目のバスに再び乗りこみ…
盤渓へ。
6時ごろに到着。
1年ぶりに訪れました。懐かしい店前の坂。
肉の準備も出来たので…
乾杯!
本当にお疲れ様でした(笑)。
盤渓のジンギスカンはやはり美味しい。
思わず、網に載せすぎるぐらい美味しい(笑)。
疲れた身体に染み入ります。やはり身体を使った直後の肉はありがたい。
和やかに皆で焼肉を楽しみました。
今回の遠足、終始、中高生の修学旅行のような雰囲気のまま進みました。
何かやるとヤジを飛ばしたりして、マスターはクラスで一番目立つヤ◯キーと言うか、昔の(ヤンチャだったらしい)頃に戻ったような感じでしたし(笑)、チーム山ガールの皆さんの様に常に盛り上げくれるグループがいたり、ナルさんはそれをキチッとまとめる学級委員と、まるで同窓会のよう。
僕はいつも悪ガキ(マスター)にいじめられる役柄ですね(笑)。
実は今回も「重大発表」するかも、なんて話もあったんですが、最終的には第三回についてチラッと触れられたぐらいでして。
やるかどうかは分からない…と含みを残したままでしたが、やるとしても「マスターの行きたい所でやりたい事をする」というのは変わらないかと。
(^_^;)
第三回目に期待しつつ、焼き肉もお開き。
入り口に3台目のバスが。
1日の行程で3台もバスを使うとか、ある意味豪華。
そして今回も締めは…
彼女達による野球パフォーマンス。
しっかり締まった所でススキノに戻るのでした。バスを降りたら、周りの通行人から「すっげージンギスカン臭い」とご指摘が(笑)。
第三回があるとしたら何処へ行くのか、何をするのかはわかりませんが、まだ参加されたことのない方も、もし次回があるなら是非。
僕も何となく期待しつつ、一年後を楽しみにしています。
参加者の皆様、今年も色々と(笑)お疲れ様でした。
(追記:今回の写真の一部は、ネットにお顔が載ると何かと物騒な昨今ですので、加工させていただきました。また、加工無しの写真も含めたアルバムもお店に置きたいと思います。アルバムの方は100枚近い枚数になると思いますが(笑)、より今回の遠足の雰囲気を感じ取れると思いますので、良ければご覧ください。)