じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」~2012・初春~

2012-01-09 | 居酒屋・和食
最近はマスターのみならず、知り合いや他の飲食店のスタッフの方からも「行きすぎです」と言われてしまってますが(笑)、相変わらず札幌・ススキノの居酒屋「聡咲」に通っております。

クリスマスも正月も、ここのカウンターに座ってましたね。

とある方からは「昔は、新しい店をバシバシ開拓してたのに」なんてことも言われまして。
(^_^;)

でも、今は新しい店に行くことより、この店のその日のメニューの方が気になるんですよ。

「聡咲」のメニューは完全に日替わり。そのメニューはまさに一期一会。通っても飽きることはありません。

一枚目の写真がいきなり凄い。

5A佐賀産黒毛和牛特上ロースのステーキです。

え~と………

100gで1,850円。

安いにも程があると言うか…

恐らくススキノのステーキ屋などでは、一万円以上のコースでやっと食べられるような牛肉ではないかと。

場合によっては、ステーキハウスで食べる海外産のサーロインなんかより安いですよね。
(^_^;)

年末と言うことで勢いで(?)仕入れたらしく…

赤煉瓦みたいですが、ラベルにはしっかり「5A」の文字が。

ススキノでこんな牛肉が食べられるチャンスはしばらく無いなと思いまして、まず二人前を食べて(笑)、二日後にはちょっと違う部位を一人前食べました。

ソースや薬味が三種類ほどついていて、味の変化も楽しめました。

メニューには何故か潔く仕入値まで書いてましたね。原価率が凄いことになってましたよ。

まあ、僕が他の店で佐賀牛なんて頼むことはまず一生無いです。そんな金自体無いですし、高くて旨いのは当たり前。面白くないです。

マスターの揺るぎ無い信念を、この一皿から感じました。

興奮のメニューは続きます。

知床鶏のグラタンガーリック風味。

鶏肉の旨味が溶け込んだ、ベシャメルの優しい味わい。ニンニクの風味に、食欲が力強く湧き上がります。

網走豚の串焼き。

カリッと焼き上がった脂身の甘さがたまりません。

苫小牧産ホッキのバター醤油焼き。

ホッキの一番の食べ方ではないかと。バター醤油の香ばしさをまとった、滋味溢れるホッキ。当然ながら酒がすすみます。

知床鶏生春巻き。

野菜のシャキシャキした食感と、鶏の旨味をダイレクトに味わえます。

久々に再会したのが…

オムライス。変わらない美しさ。芸術的です。自分の部屋にオブジェとして飾りたいです(笑)

僕が頼んだら横にいた女性も頼んで、出てきたオムライスを夢中で黙々と食べてましたね。

網走豚の串カツ。

噛み締めると豚の肉汁が口一杯に。脂身の甘味が舌に絡み付いて、そこへ冷たいビールを流し込む幸せったら無いですね。

挟まれた玉ねぎが、これまた豚の旨味をしっかり吸い込んでて嬉しい。

網走豚のロースBBQソテーの野菜たっぷりサンドイッチ。

豚攻め(笑)。マスターによれば、サンドイッチは野菜をこれでもかと入れるのが良いと。確かに、食べ応え抜群の納得の味でした。

ローストした豚肉に沢山の野菜で、あっさりと食べられます。ソースがまた素敵な風味。

そして、この店でも比較的レアなメニューと思われる…

カレーライス。

今回は椎茸や茄子など、バラエティに富んだ具材がたっぷり。しかも、一枚目の写真の佐賀牛が入っているとのこと。ステーキにできない部分を入れてるんですね。

オーダーすると、途端に専門店のような、カレーの魅惑的な香りが店内に漂います。食欲が猛然と奮い立ちます。

食べると、笑ってしまいました。人間、本当に旨いものを食べると笑うんです。

野菜の甘味、肉の旨味、スパイスの程よい辛さと、鼻に抜ける心地よい香り。

食べながら、うっとり。

今、思い出してもうっとり。

次に、この店でカレーに出会えるのはいつだろう…

なんて、食べ終わる頃には寂しさすら感じましたね(笑)

メニューにカレーライスがあったら、必ず頼んでください。

いやはや。

もはや、癒しすら感じる料理の数々。

美味しい料理を食べてもらいたいと言う、単純にして明解な、マスターの心意気を料理から感じます。

ここに来るお客さんは、その心意気を感じるからこそ通うんでしょう。

皆さん、この店がいつしか居心地の良い、自分の居場所になってしまってる方が多いように思えます。

たぶん、美味しい料理を出すだけではこうはならないわけで、マスターの心遣いがあってこそだと思いますね。

先日も、確か三日連続で来てるなんて方が居ましたよ。

僕もこの店を知ることができたのは、本当に幸運だと思います。

で、お店の場所はですね…







内緒です(笑)



ごめんなさい(^人^)



この店をご自分で探し当てたときの喜びを、是非。
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