小樽に降り立つと…
最近はまず、銭湯へ。
小樽駅からしばらく真っ直ぐ進み、稲穂二丁目の信号を左に。
飲食店などが立ち並ぶ通りをさらにしばらく直進すると、やがて左手に見えるのが「柳川湯」。
奥には鶏の半身揚げで有名な、あの「なると」もあります。その行列を右に見ながら銭湯の暖簾を潜る。
中に入れば、そこは古き良き昭和の銭湯。午後2時頃には開いてます。
こちらの湯船は底が深くて、お尻を下に付けようとすると、顔の半分以上が水没します(笑)。
で、深い割りには浴槽の縁にある足場は足の幅ぐらいしかないので、入るときは慎重に。
お尻を浮かせた状態で足を伸ばし、両肘を足場にひっかけると…なかなかにリラックスできる心地よい体勢に。
これが計算されたものかどうかは解りませんが、昔からの銭湯はこうした湯船が多いような気がします。
お湯に浸かりながら見上げると、ガラス張りの高い天井が。青空が拝めます。軽い露天風呂気分。もちろん気持ちよい。
ゆっくり浸かってから徐に湯船から上がり、体を洗おうと手に取った桶は…黄色い「ケロリン」(笑)。まったくもって清く正しい銭湯です。
小樽市内にはいくつも老舗の銭湯があって、中にはお湯が温泉の所も。
昼下がりにひとっ風呂浴びて、さっぱりしたところで夕方から飲む、と言うのが、自分には一番の小樽での過ごし方だったりします。
カラカラの喉を携えて、その最高の「一杯」を呑むために向かうは…
アーケード街からちょっと小路に入った所にあるバル「Collage」。横には「らく天」という居酒屋さんもあって、この小路には飲み屋さんが数軒立ち並んでいます。
まぁ、ビール。とにかくビール。
その後は、夏ならモヒート。一枚目の写真です。
グラスにミントの葉をたっぷり入れてライムや砂糖と共にすり潰し、ラムを注いだらクラッシュアイスを入れてバースプーンでかき混ぜる。
上下に大胆に、かつ素早くかき混ぜるのが大事。
グラスの表面に霜が浮くまで混ぜたら、ソーダを注いで出来上がり。こちらのお店で使うミントは特に元気のよいミントだからか、薫りが鮮烈です。
まさしく夏のためのカクテル。…まぁ、冬に飲んでも良いんですけどね。
(^_^;)
実際、キューバのハバナ発祥だとか。文豪ヘミングウェイがこよなく愛した一杯。
夏の火照りを治めてくれるカクテルですね。
僕は砂糖を極力少な目にして、さっぱり目にしていただきます。もちろん、砂糖が普通に入ったモヒートも美味しい。黒砂糖を使うのもいいですね。
最近は、お店によってはクラッシュアイスを使わずにキューブアイスだったり、出来合いのモヒートを注いで、ミントの葉を最後に上に載せるだけのものも出されたりしますが、いけません。
モヒートはしっかりと手順を踏んでこそ。こちらのお店のように、バーテンダーさんが丁寧に作ってくださるモヒートは、本当に美味しい。
美味しいお酒には、美味しいおつまみ。いつもシェフが、素敵な酒肴を用意してくださいます。
水菜とベビーリーフにカリカリベーコンを載せたサラダ。
シャキッとした水菜に、ベーコンの食感と塩気が心地よい。この上ない、おつまみとしてのサラダ。
いつも楽しみな自家製スモーク。今回は、ししゃも、沢庵、カマンベール、プロセスチーズ、うずら、レバー、ホタテ、南蛮海老。
どれもウイスキー等にぴったりな酒肴。沢庵が特に甘さと薫りが絶妙でした。
さらに嬉しい一皿。お裾分けしてくださったのですが…
ハニーマスタードチキンサンド。バゲットはオーセントホテル謹製。この甘味と辛味のバランスの良さは、アメリカでの勤務経験もあると言うシェフならではの味わいでしょうか。これにはコロナビールを。一気に平らげました。
ここでひと息つけるべく、角ハイボール。
香り付けのレモンピールが…ハート型に。ちょっとドキドキ。
(^_^;)
夏場にはこれまた嬉しい…
滋味あふれる、パプリカの冷製スープ。優しい甘味と微かな苦味。栄養もたっぷりで、夏バテ予防にも良いのでは。
さらに野菜を。
ラタトゥイユ。今時期はやはり、こうした色の濃い野菜をたくさん食べたい訳で、その意味でもありがたい酒肴。冷たい白ワインなんて合いますよね。
仕上げには、フレッシュフルーツを使ったカクテルを。
白桃のフローズンダイキリ。大人のネクター。口にすると白桃ならではのトロミ。口の中でゆっくり融けて、白桃の甘味と薫りが開いていきます。
さらには…
余市産ブルーベリーのフローズンダイキリ。新鮮なブルーベリーはとにかく酸味が爽やか。お酒でありながらも体に良さそうな感じが素敵。
どちらもキンキンに冷たくて、飲めば体が一気に涼しくなります。
ですが、口当たりの割りには実は結構なアルコールの強さ。ダイキリですからね(笑)。
飲んでるうちはそんな強さを感じるどころか、飲みやすさに優しさすら覚えますが…お腹の中で凶悪になる可能性が(笑)。お酒に弱い方は、特にゆっくりゆっくり飲んでください。
(^_^;)
こちらのお店での締めは…
ホットドッグ。今回はチリドッグで。手触りからして素敵。パリッと焼かれたパンに肉汁溢れるソーセージ。酒呑みの正しき締めの一皿。
カウンターで飲んでいるとカモメの鳴き声が聞こえたりして、港町の情緒がたまらなかったりします。
イタリア・ナポリのバールで飲んでるような気分に。
…イタリアに行ったことは無いですが。
(^_^;)
北海道の夏もあとわずか。夏の楽しみを今年も満喫できました。
最近はまず、銭湯へ。
小樽駅からしばらく真っ直ぐ進み、稲穂二丁目の信号を左に。
飲食店などが立ち並ぶ通りをさらにしばらく直進すると、やがて左手に見えるのが「柳川湯」。
奥には鶏の半身揚げで有名な、あの「なると」もあります。その行列を右に見ながら銭湯の暖簾を潜る。
中に入れば、そこは古き良き昭和の銭湯。午後2時頃には開いてます。
こちらの湯船は底が深くて、お尻を下に付けようとすると、顔の半分以上が水没します(笑)。
で、深い割りには浴槽の縁にある足場は足の幅ぐらいしかないので、入るときは慎重に。
お尻を浮かせた状態で足を伸ばし、両肘を足場にひっかけると…なかなかにリラックスできる心地よい体勢に。
これが計算されたものかどうかは解りませんが、昔からの銭湯はこうした湯船が多いような気がします。
お湯に浸かりながら見上げると、ガラス張りの高い天井が。青空が拝めます。軽い露天風呂気分。もちろん気持ちよい。
ゆっくり浸かってから徐に湯船から上がり、体を洗おうと手に取った桶は…黄色い「ケロリン」(笑)。まったくもって清く正しい銭湯です。
小樽市内にはいくつも老舗の銭湯があって、中にはお湯が温泉の所も。
昼下がりにひとっ風呂浴びて、さっぱりしたところで夕方から飲む、と言うのが、自分には一番の小樽での過ごし方だったりします。
カラカラの喉を携えて、その最高の「一杯」を呑むために向かうは…
アーケード街からちょっと小路に入った所にあるバル「Collage」。横には「らく天」という居酒屋さんもあって、この小路には飲み屋さんが数軒立ち並んでいます。
まぁ、ビール。とにかくビール。
その後は、夏ならモヒート。一枚目の写真です。
グラスにミントの葉をたっぷり入れてライムや砂糖と共にすり潰し、ラムを注いだらクラッシュアイスを入れてバースプーンでかき混ぜる。
上下に大胆に、かつ素早くかき混ぜるのが大事。
グラスの表面に霜が浮くまで混ぜたら、ソーダを注いで出来上がり。こちらのお店で使うミントは特に元気のよいミントだからか、薫りが鮮烈です。
まさしく夏のためのカクテル。…まぁ、冬に飲んでも良いんですけどね。
(^_^;)
実際、キューバのハバナ発祥だとか。文豪ヘミングウェイがこよなく愛した一杯。
夏の火照りを治めてくれるカクテルですね。
僕は砂糖を極力少な目にして、さっぱり目にしていただきます。もちろん、砂糖が普通に入ったモヒートも美味しい。黒砂糖を使うのもいいですね。
最近は、お店によってはクラッシュアイスを使わずにキューブアイスだったり、出来合いのモヒートを注いで、ミントの葉を最後に上に載せるだけのものも出されたりしますが、いけません。
モヒートはしっかりと手順を踏んでこそ。こちらのお店のように、バーテンダーさんが丁寧に作ってくださるモヒートは、本当に美味しい。
美味しいお酒には、美味しいおつまみ。いつもシェフが、素敵な酒肴を用意してくださいます。
水菜とベビーリーフにカリカリベーコンを載せたサラダ。
シャキッとした水菜に、ベーコンの食感と塩気が心地よい。この上ない、おつまみとしてのサラダ。
いつも楽しみな自家製スモーク。今回は、ししゃも、沢庵、カマンベール、プロセスチーズ、うずら、レバー、ホタテ、南蛮海老。
どれもウイスキー等にぴったりな酒肴。沢庵が特に甘さと薫りが絶妙でした。
さらに嬉しい一皿。お裾分けしてくださったのですが…
ハニーマスタードチキンサンド。バゲットはオーセントホテル謹製。この甘味と辛味のバランスの良さは、アメリカでの勤務経験もあると言うシェフならではの味わいでしょうか。これにはコロナビールを。一気に平らげました。
ここでひと息つけるべく、角ハイボール。
香り付けのレモンピールが…ハート型に。ちょっとドキドキ。
(^_^;)
夏場にはこれまた嬉しい…
滋味あふれる、パプリカの冷製スープ。優しい甘味と微かな苦味。栄養もたっぷりで、夏バテ予防にも良いのでは。
さらに野菜を。
ラタトゥイユ。今時期はやはり、こうした色の濃い野菜をたくさん食べたい訳で、その意味でもありがたい酒肴。冷たい白ワインなんて合いますよね。
仕上げには、フレッシュフルーツを使ったカクテルを。
白桃のフローズンダイキリ。大人のネクター。口にすると白桃ならではのトロミ。口の中でゆっくり融けて、白桃の甘味と薫りが開いていきます。
さらには…
余市産ブルーベリーのフローズンダイキリ。新鮮なブルーベリーはとにかく酸味が爽やか。お酒でありながらも体に良さそうな感じが素敵。
どちらもキンキンに冷たくて、飲めば体が一気に涼しくなります。
ですが、口当たりの割りには実は結構なアルコールの強さ。ダイキリですからね(笑)。
飲んでるうちはそんな強さを感じるどころか、飲みやすさに優しさすら覚えますが…お腹の中で凶悪になる可能性が(笑)。お酒に弱い方は、特にゆっくりゆっくり飲んでください。
(^_^;)
こちらのお店での締めは…
ホットドッグ。今回はチリドッグで。手触りからして素敵。パリッと焼かれたパンに肉汁溢れるソーセージ。酒呑みの正しき締めの一皿。
カウンターで飲んでいるとカモメの鳴き声が聞こえたりして、港町の情緒がたまらなかったりします。
イタリア・ナポリのバールで飲んでるような気分に。
…イタリアに行ったことは無いですが。
(^_^;)
北海道の夏もあとわずか。夏の楽しみを今年も満喫できました。