じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

「かがわ軒」

2012-07-28 | ラーメン・蕎麦・うどん
札幌大通公園沿い、テレビ塔そばのビルの地下にある、うどんの店。

店名は「本格さぬき風手打ちうどん『かがわ軒』」となっているのですが、この「さぬき風」に、逆に店主さんのこだわりがあったりします。

一枚目の写真ですが、まずは冷たいうどんを生醤油のみで。

醤油は香川小豆島のマルキン醤油だとか。温かい出汁つきですが、これは喉つまり防止に、と下さったもの。

そして、ぶっかけ。


どちらも歯応え抜群。噛むと小麦の旨味が拡がります。そして鮮やかな喉ごし。

長年札幌に居ながら、やっと札幌で「うどん」が食べられたような気がしました。

何でも店主さんは、それこそ八十八回は四国を訪れ、四国のうどんと四国の皆さんにすっかり魅了されたとか。

材料にもこだわり、瀬戸内海産の煮干し、高知産の鰹節、そして前述の香川小豆島産のマルキン醤油等の四国の食材に、昆布は北海道南部の名産地、南茅部産を使用。もちろん化学調味料などは不使用。

うどんは手打ちの包丁切り。確かに、うどんの「角」が綺麗でした。

僕は四国でうどんを食べたことはないのですが…

Twitterのフォロワーさんに四国の方が居て、以前お会いした際に、お土産に四国のうどんをいただいたのですが、その味に近い感じが。

なので、これなら四国の皆さんにも喜んでいただけるのではないかなと思いました。

で、店名。

「讃岐うどん」は現地で食べてこそ「讃岐うどん」だ、と言うのが店主さんのポリシー。

四国以外の地で「讃岐うどん」を名乗るのは、訪れた際にお世話になった四国の皆さんに失礼だ、と。

店主さんの名刺の記載を引用させていただきますと…

「讃岐うどんと言うのは本場で食べてはじめて讃岐うどん。(中略)ながい間お世話になった香川県の方々をはじめ四国の方々の事を考えると安易に地場の冠を名乗るのは?と考えて…」

それで店名にはあえて「讃岐うどん」ではなく「さぬき風」と付けた、と言うことなんですね。

いやはや。

札幌にも「讃岐うどん」をそのまま店名に入れてる所は沢山ありますが…

逆に、この店の讃岐うどんに対する真剣さが伝わってきますね。

そして四国への並々ならぬ愛が詰まった、入魂の一杯。

ぜひ、四国の方々に食べていただきたいうどんでありました。

いただきました

2012-07-21 | 日記
うーむ。

誕生日のプレゼントをいただくなんざ…

ありがたいですな。

ちなみにキウィの鉢植えです。

既にいくつか実が。

家に持ち帰ると、微かにキウィの香りがしました。

ベッド近くの窓際に置いて、毎日キウィの香りに包まれて眠ろうか。

TwitterやFacebookを通じて、お祝いのメッセージも多数いただきました。

お陰で、良い夜でありました。

感謝。

さんぽ。

2012-07-16 | 日記
今のアパートにはもう十年近く住んでます。

当初は、こんなに長く住むとは思ってなかったわけで…

昔は、夜遅くまで残業して、家には眠りに帰るだけと言う生活が続きまして。

通勤ルート以外に、あまり近所のことを知りませんでした。

でも、最近になってようやく、近所を散歩するようになったんですよね。

初めて通る道には新しい発見ばかり。

意外と自然が多かったり、良さげなお店があったり。

知らなかったことが多かったのを痛感しました。

晴れた日にはこんな青空を眺められる。

橋の欄干に立っていたら…

暮れ行く西の空を眺められる。

十年前には、そんなことに気づく余裕もなかったんですね。

ふと立ち止まり周りを見渡すと、案外悪くない場所に自分は居たりするわけで…

程よく真面目に、適当な真剣さで。

そんな人生がちょうどよい。

周りを見渡せる余裕を失ってはいけないなぁ…

なんて思った夕暮れの散歩でした。

「裏参道 元」

2012-07-14 | ハンバーガー・ピザ・お好み焼き・たこ焼き・焼きそば
札幌の円山界隈。裏参道にある、鉄板焼とお好み焼きのお店。

やはり、立地的にもいきなり店内がお洒落。黒を基調とした、落ち着いたバーのような佇まい。

見れば、片隅のテーブル席では、円山ならではのセレブな雰囲気全開のマダムが(鉄板焼屋ですが)お茶なんてしてまして。

そんな中、短パンにTシャツ、サングラスでドカドカと男一人で入っていって、いきなり生ビールをあおるわけでしてね…

顔馴染みのスタッフさんが居るから許されるよなぁ…と(笑)。

でもですね。

そんなラグジュアリーな雰囲気とは裏腹に、出てくるお料理は値段も含めて気楽な感じです。

一枚目の写真はとんぺい焼き。鉄板焼のおつまみには外せない一品ですが、卵がふわふわ。

結構、他の鉄板焼屋さん等で頼むと、卵がざっくり焼かれてたりするんですが、こちらのはソフトな口当たり。いきなり技の光る逸品が。

で、焼き鳥もあります。

炭火で焼かれた焼き鳥は、専門店のような素敵な焼き上がり。十分メインを張れる焼き鳥です。

値段も一本130円くらいからなので、これは某焼き鳥チェーンと変わらないですね。実際、焼き鳥だけ食べに来るお客さんもいるようです。納得。

鉄板焼と言えばこちらも外せない。

十勝和牛のロース。和牛って、良いですよね…。塩と特製ソースで、二つの味わいが楽しめます。

こちらも一般的な鉄板焼屋と比較しても、かなり気軽に頼める値段かと。

そして、もちろんこれも。

お好み焼き。関西風です。

具材には海鮮も肉もたっぷり。海老が頭出してます(笑)。そして、道産小麦を使った生地は、外はカリッと、中はふんわりとしています。

何やら、関西出身の方がこれを食べて絶賛したとか。

プロの技と味を実感できるお好み焼きでした。こんなお好み焼きには、最近中々お目にかかれませんでしたね。

飲み物も円山価格ではなく、場所柄から言っても比較的格安だと思います。

オリジナルのお酒なんかもありまして。

パイナップルを半分絞って作った、生搾りパイナップルサワー。

今まで出会った生搾りサワーでは一番豪快でした(笑)。半分ですからね。それを目の前でスタッフさんがグイグイ搾ってくれたんですが、何とも力強い。搾るスクイーザーも専用のものとかで、しっかり芯が抜ける優れもの。

これは何とも贅沢で楽しいお酒でした。

お店に居たら、家族連れのお客さんも来ていました。確かに、メニューのラインアップも値段も、家族連れでも十分安心して楽しめるものですね。

セレブからファミリー、男の一人酒まで(?)、様々な楽しみ方のできる、嬉しいお店ではないかと。

でも、子供のうちからこんなお洒落な店でお好み焼きを食べるなんて、円山のお子さんはやっぱりひと味違いますね…
(^_^;)

「ouchi」

2012-07-11 | カレー
札幌・狸小路七丁目近くのカフェ。

お店の中は、ソファのようなベンチシートにクッションがあって、まさに店名のごとく自宅にいるような雰囲気。非常に落ち着ける感じです。

なので、女性が一人で来ていたりします。デートにもぴったり。男性一人で来るのは自分くらいですね(笑)

カフェと言いつつも、スープカレーが人気。

スープはさらさら、とろとろが選べて、種類も豊富。

写真は、野菜とキノコのたっぷり入ったさらさらのスープカレー。ライスには挽き肉が載っています。

行った日は血液型別のお勧めカレーがありまして。自分の血液型はこれだったんですが、確かに気に入りました。

辛さのレベルも選べて、今回は「2辛」で。食べてる最中は爽やかなんですが、後からじんわりとした辛さに。でも、いつまでも長引くような辛さではありません。スカッと抜ける辛さ。

スパイスも全体的に効きすぎた感じはせず、スープがしっかりしてるので、じっくり味わえますね。

スープカレーは本当に千差万別で、数多あるお店から自分好みを探すのが案外大変だったりするのですが、ここなら種類が色々あるので、比較的自分好みの一杯を見つけやすいかも知れません。

夜は飲み放題もあり、ピザやおつまみもあって女子会に最適ではないかと。スイーツまでありますから、お洒落な雰囲気ながらもあらゆる食欲に対応してくれる、実は力強いお店ですね。

お店に行くと本当に大抵、男は自分一人だったりするのですが、その力強さに惹かれて通ってしまうのかもしれません。