『秘境』とは言ってもですよ。
その駅の近くには、本当にごく数軒とはいえ民家もあり、当然道路も走っています。そこで暮らしてる方には、秘境でもなんでもありません。
けれども。
その佇まいはまさに『秘境』。
そんな駅が、札幌から比較的近くにあります。
学園都市線の「豊ヶ岡駅」です。
学園都市線は札幌から北側に伸びる路線。その名の通り、沿線には大学や住宅街もあり、通勤通学で利用客は多い路線です。
でも、北に進むごとに沿線の風景は変わり、都会的な眺めからいつしか田園風景に。
終着駅まで行く列車は、朝昼晩に一往復ずつしかありません。
その中の一本に乗り、この駅に降り立ちました。
一枚目の写真の通り、やはり『秘境駅』と呼びたくなる雰囲気。単線のレールにホームが一面だけ。いわゆる『一面一線』。
走ってる列車もワンマンの一両編成。
………………駅の周りは何もありません(笑)。聞こえる音は、風の音と鳥の鳴き声がたまに遠くから響くだけ。
線路の向こうに見える、小さな木造の駅舎がこれまた渋い。
中にはノートがあり、この駅に降り立った皆さんのメッセージが。
驚くべきことは、この駅に降り立った方々は本当に全国各地から来ていること。
秘境駅として、鉄道ファンの皆さんの中ではかなり有名なのは知っていましたが、ここまでとは。
中には、三回、四回と来ている強者も。
そして多くの方が一様に『この駅に来ると安らぐ』と書き込んでいました。
僕も実際、妙に落ち着きました。この静寂さは、普段の生活では確かに味わえない、ある意味贅沢なものかもしれません。
ここに降り立った人は、その静寂に自分の身を置き、自分の中にある何かと静かに向き合う。
そして、澄んだ空気を大きく吸い込んでその胸を満たしたら、ゆっくり吐き出す。
…一度降りると、次の列車まではかなり時間がありますから(笑)、否応なしに小一時間はそんなひとときを過ごすことになります。
ですが、この独特な佇まいに魅了されて、何度も訪れる方がいるのも納得です。
では、もう少しこの駅の風景と…蕎麦とハヤシライスを(笑)。
続きます。
その駅の近くには、本当にごく数軒とはいえ民家もあり、当然道路も走っています。そこで暮らしてる方には、秘境でもなんでもありません。
けれども。
その佇まいはまさに『秘境』。
そんな駅が、札幌から比較的近くにあります。
学園都市線の「豊ヶ岡駅」です。
学園都市線は札幌から北側に伸びる路線。その名の通り、沿線には大学や住宅街もあり、通勤通学で利用客は多い路線です。
でも、北に進むごとに沿線の風景は変わり、都会的な眺めからいつしか田園風景に。
終着駅まで行く列車は、朝昼晩に一往復ずつしかありません。
その中の一本に乗り、この駅に降り立ちました。
一枚目の写真の通り、やはり『秘境駅』と呼びたくなる雰囲気。単線のレールにホームが一面だけ。いわゆる『一面一線』。
走ってる列車もワンマンの一両編成。
………………駅の周りは何もありません(笑)。聞こえる音は、風の音と鳥の鳴き声がたまに遠くから響くだけ。
線路の向こうに見える、小さな木造の駅舎がこれまた渋い。
中にはノートがあり、この駅に降り立った皆さんのメッセージが。
驚くべきことは、この駅に降り立った方々は本当に全国各地から来ていること。
秘境駅として、鉄道ファンの皆さんの中ではかなり有名なのは知っていましたが、ここまでとは。
中には、三回、四回と来ている強者も。
そして多くの方が一様に『この駅に来ると安らぐ』と書き込んでいました。
僕も実際、妙に落ち着きました。この静寂さは、普段の生活では確かに味わえない、ある意味贅沢なものかもしれません。
ここに降り立った人は、その静寂に自分の身を置き、自分の中にある何かと静かに向き合う。
そして、澄んだ空気を大きく吸い込んでその胸を満たしたら、ゆっくり吐き出す。
…一度降りると、次の列車まではかなり時間がありますから(笑)、否応なしに小一時間はそんなひとときを過ごすことになります。
ですが、この独特な佇まいに魅了されて、何度も訪れる方がいるのも納得です。
では、もう少しこの駅の風景と…蕎麦とハヤシライスを(笑)。
続きます。