じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

占冠の山と標茶の空。

2016-10-21 | 日記

占冠の山奥で軽い紅葉を眺めてから…


標茶の青空へ。

そして札幌では雪が積もってるようで。

北海道は広いです。
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北見の「鳥若」で若鳥塩焼を。

2016-10-20 | 居酒屋・和食
先日、北見を訪れる機会が。

北見と言えば焼肉。

それも新鮮なホルモンを炭火で。

そして冷たいビール。

…なのですが。

古くから地元の皆さんに愛される居酒屋があると。そして、とあるメニューが人気だと。

実は最近、北見に行くたびに気になってたんです。

そしてようやく、「鳥若」さんの暖簾を今回潜りました。風情のあるカウンターへ。

ビールとキュウリで、その「とあるメニュー」が来るのを待ちます。

このキュウリにつけるタレも中々に「酒肴」感が。味噌マヨ的な感じでしたが素敵です。

メニューなどを眺めると、創業が半世紀近く前。歴史があります。

やがて登場。

「若鳥塩焼(半身)」です。横のザク切りキャベツも堂々としております。

実は。

待ってる間も目の前で次々、豪快に手際よく焼かれてたんです。それを眺めてる時点で、その味わいは何となくわかりました。

開店してしばらくして入ったのですが、既にテイクアウトの注文が殺到していたようで、それを捌くためにフル回転で焼かれてたんですね。

焼き立ての鳥が入った折詰が、次々と山になってました。

これは地元に愛されてる証拠だなと、いきなり痛感。

実際、納得の味。

パリパリのジュワッ、と言う感じです。

これと手羽先がメインのメニューですが、普通の焼き鳥もありました。

でも、こればっかり食べたくなりますね。

SNSで写真をアップしたら、北見出身の方が早速反応。その人気を裏付けるコメントが。

旅先でこうしたお店に出会えるのは嬉しいですよね。

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最近の「聡咲」〜2016・秋〜 &<特別付録>:聡咲の『トリセツ』

2016-10-14 | 居酒屋・和食
中々、秋が来ないなと思ってたら、いきなり初雪の便りが来た北海道です。

最近は本当に季節の移ろいが極端です。

特に今年は台風が次々とやって来て、農業に関しては壊滅的なダメージを受けた地域も。お見舞いを申し上げます。

けれども。

秋の味覚は届いております。北海道の農業は力強いのです。

その力強さを存分に皿の上に展開するのが、札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。

今回も最近こちらで頂いたお料理をご紹介。

………しっかり「聡咲オフィシャルブログ」の役目を果たしたいと思います(笑)。

松前産マグロ。松前は北海道の南端に近い街。だから、位置的には大間と変わりません。

手前から赤身、脳天、ホホ肉。

希少部位ですね。特にホホ肉は噛み締める度に旨味が。生なのに、ビーフジャーキーみたいな感じでそれが溢れて来ます。

偶然、とある日に「そろそろマグロ食べたいなぁ」と思っていたところ、その翌朝、ふとお店のブログを見たら「あるよ」と言わんばかりにマグロの写真が。

偶然にしては出来過ぎ。
(^_^;)

ハタハタの飯寿司。

渋い酒肴ですが、さらに渋いくじらベーコン(オマケ)も横に。飯寿司を食べると、何となく冬が来るなぁ…と思ってしまいます。

生ラム焼肉仕立て。

いい羊肉です。脂身はカリッと焼かれ、身はしっとり。これに…「ベル食品」のジンギスカンのタレを。素晴らしい。やっぱり羊に一番合うのはコレ。

恐らく、フレンチやイタリアンのお店で使っててもおかしくないような、も◯みち君がローズマリーと一緒にオリーブ油で豪快に焼いてそうな、そんなハイレベルな羊肉ですが…ベルのジンタレ。これ以上の組み合わせはありません。

異論を唱える方がいるとしたら、「ソラチ」派の方だけでしょう。…道外の方は何のことかわからないかもしれません。すみません。
(^_^;)

ペンネのサラダ。

食感が違う何かが混ざってたので、つい「コンビーフっすか?」と聞いてしまったのですが…正体は刻んだ生ハムでした。コクと塩気と肉の旨味が絶妙に加わります。セレブ感も加わります(笑)。

月見つくね。

秋ですからね。月見ですよ、やはり。しかも大根おろしが温泉卵と絡むと、卵のしつこさも緩和されてあっさりと頂けます。

炙り明太子。

日本酒と共に。ちなみに皿の上でバーナーで炙ってたのですが、マスターから「はい」と渡された瞬間の皿の熱さが半端無くて、多少焦りました。

火傷するかと思ったのですが…きっと何かの復讐だったのかもしれません(笑)。

北海道産のカボチャ餅チーズ揚げ。

カボチャ餅やジャガイモのいも餅は、道民には馴染みの味。これをじっくり揚げてます。外側はカリカリ、中はホクホクしっとり、中心部からはチーズがトロリ。

海鮮にゅうめん。

温かな素麺はこれからの季節、特に嬉しい一品。当然のごとく海鮮が山ほど入ってます。

鴨ローストサラダ仕立て。

気まぐれなマスターが時々出す逸品。しっとりとしていて、濃厚な旨味と野生の薫りが口の中に広がります。

十勝牛サーロイン。

いい肉です。この値段で食べられるのは、聡咲だから。どんな値段かは…お店で運良く遭遇できたらご確認を。

生ハムカプレーゼ生春巻き。

突然、こんな小粋な酒肴も出ます。間違い無い組み合わせをひと口サイズで。

ハーヴ香るクロワッサン海老フライサンド。

「ハーヴ」なのがポイント。お隣のお客さんが「海老がなんか伸びてる」と驚いてましたが(笑)、確かに。恐らくカフェメニュー的なイメージなのですが、マスターのサービス精神がその「伸び」に現れます。

もちろん、海老フライはサクサクぷりぷりです。

ぼったくりラーメン。

伝説のメニューが、最近復活。

皿の下には、使用したインスタントラーメンの袋が。間違いなく、インスタントラーメンで有る事の証明。…松葉ガニのタグをお客さんに見せたりするのと一緒ですかね(笑)。

チープさの中の贅沢な味とでも申しますか。まさしく、食べてみないことには始まらないメニュー。何故、この「インスタントラーメン」を皆、頼んでしまうのかは、勇気をもってオーダーした方にだけ答えがわかります。


<特別付録>

聡咲の『トリセツ』

・お店に向かうまで
必ずメールで事前に確認。予約の際にはメールに日時、人数、名前を書くのをお忘れなく。急にお休みだったり、貸切だったりしますんで、お店のブログ( http://blog.goo.ne.jp/sohsakuzzz )のチェックもしておきましょう。予約のメアドもこちらに書かれています。

・お店に着いたら
新しくなった三代目聡咲の特色の一つは「店内では靴を脱ぐ」。つまりは土禁です。これが新たな寛ぎに。入り口で靴を脱いだら「マッサージチェア」を堪能しましょう。

①飲み物に迷ったら取り敢えずビックジョッキ

ビールを数杯飲むなら、最初から豪快にビックジョッキを頼んでみましょう。本当に重たいので、取っ手に手を突っ込み、本体をグッと掴むのがオススメの持ち方。もちろん、梅酒などの甘いお酒、日本酒、焼酎などもありますので、そちらが飲みたいならナルさんにオススメを選んでいただきましょう。珍しいお酒に出会えることも。

②メニューを隅々まで見る

日替わり且つマスター手書きのメニューこそ、聡咲の真骨頂。隅々まで愛でるように、じっくり見ることが大事。細かなディテールや、時節ネタなどを見逃さず。予約の上で遠くからお越しのお客様には、歓迎のメッセージが隠されてることもあります。

で、何故「日替わり」か。

その日一番の食材を仕入れ、一番オススメの食べ方で食べていただきたい。

…と言う、マスターの思いがあるからなのだと思います。一期一会です。年中、同じメニューが載ってるのは、四季で様々な食材が揃う北海道では、それは逆に不自然。なので、やはりこのメニューをしっかり見て自分の食べたいものを探すことが、正しい聡咲の作法ではないかと。

そして必ずどこかにツッコミ所があるので、見つけ次第、マスターに突っ込みましょう。ただ、最近は特に下ネタが多いのでご注意ください。

そうしているうちに、食べたいものが決まってくるはずです。

③それでも迷ったら食べたい物のイメージを伝えておまかせ

迷ったら、マスターにおまかせするのも選択肢のひとつ。海鮮が食べたい、スタミナがつきそうな肉が食べたい、あっさりした野菜料理が食べたいなどなど、ざっくりと相談するとその日の食材から作ることのできるメニューを、貴方だけのためにマスターが作ってくれます。

④自虐的な表現は自信の表れ…かも

たまに、凄く自虐的に書かれてるメニューもあります。「こんなの誰も頼まない」「物凄くガッカリする丼」など。

でも、例えば「ガッカリする」丼を頼んだお客様が、実際に丼の蓋を開けたら本当にガッカリして(笑)徐に箸を入れた瞬間に一転、喜びの歓声を上げた…なんてことが。

その言葉を素直に受け取ってオーダーしないか、勇気を出して一か八かオーダーするかはあなた次第。

⑤端に小さい文字で書かれたメニューも注意

もう本当に、端っこに小さく、あえて誰も気づかないように書かれてるメニューもたまにあります。

マスター渾身の手書きメニューを、その想いを受け取るがごとくしっかり見た方にだけ訪れる幸せもある…かも。

それは「そこまで熱心に見てくれてありがとう」と言う、マスターの感謝の現れなのかもしれません。

⑥メニューに無いものも素材があれば…

メニューに無い料理でも、素材さえあれば作っていただけることがあります。名物のオムライスやナポリタンなどはもちろん、書かれているメニューの組み合わせで出来るであろう料理を想像してマスターに相談してみる、と言うことも僕は時々あります。気軽に相談してみましょう。

⑦有名人が居ても騒がない

昔からの暗黙の了解です。

聡咲では突然、ビックリするような有名人の方が普通にお酒を楽しまれてることがあります。

「水曜どうでしょう」の鈴井貴之さんや、藤村、嬉野両Dが常連なのは有名ですが、例えばその鈴井貴之さんとふなっしーが偶然、聡咲のカウンターで遭遇して、それが軽くネットのニュースになったことも。

他にも、映画監督、俳優、ミュージシャン、ラジオのパーソナリティ、あらゆる分野の方が普通に訪れるこのお店。

でも。

幸運にもそういった場面に鉢合わせても、どうか慌てず騒がず。いきなり話しかけたり、写真やサインを求めるのはNG。御法度です。ジッと黙って、同じ空間にいる事を喜びましょう。

それは「どんなお客さんも平等」というマスターのポリシーがあるから。お互い、プライベートですから。そこは堪えましょう、と言うことです。

そして、堪えた方には…マスターの気まぐれで「いい事」が起こることも…あるかどうかは本当にマスターの気分次第。

特別な人も特別扱いせず、どんなお客さんにも平等に特別なお料理を出すのが聡咲です。

⑧マスターが一番(重要)
とにかく何でもマスターが「一番」。これを念頭に置きましょう。海兵隊の鬼軍曹のような感じです。

例えば「好みの男性のタイプ」なんて話題になったとしても、岡田将生や小栗旬や福山雅治や菅田将暉や向井理よりも、マスターが一番イケメン…といった具合です。

この原則こそが最重要事項。

僕は最近、その原則を忘れた言動を重ねているので、たまに本気でムッとされます(笑)。

女性は、マスターからイタリア人並みに情熱的な愛の言葉を投げかけられる事もありますので、その際は正面から受け止めるか、万が一、それが叶わぬなら笑顔でサラリと交わして「マスターが好き」的なオーラ(=社交◯令)だけは出しましょう。



えー………常連面してんじゃねーよ、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、本気食聡咲のオフィシャルブログということで(笑)、こうすればもっと聡咲で過ごす時間を楽しめるかも、と言う点(個人の感想です)を幾つか挙げてみました。

もちろん、その楽しみ方は人それぞれ。ご参考になれば幸いです。
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「牛小屋のアイス」と秋空。

2016-10-12 | カフェ・スイーツ


牛さんも見上げる秋の空。

アイスを食べるには若干寒くなってきましたが…由仁町の「牛小屋のアイス」はこの日も大盛況。

行列が途切れることはありません。

今回も、店主やっちゃんに「まぜまぜアイス」を作っていただきました。

イチゴにカシスのソース、ガトーショコラやナッツにマシュマロ、ビターチョコやハチミツでアクセントを。

ほろ苦い中にも、じんわりと体に染み入るような優しい甘さ。

爽やかな甘さです。甘さでごまかす必要のない、新鮮なアイスだからこその味わいです。

由仁町の「牛小屋のアイス」の今年の営業は、今月末で終了。

何とかもう一回は来たいんですが…ひとまず、念のため、やっちゃんとは「今年もありがとうございました」と挨拶を交わしました。
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新蕎麦の季節なので今年も新篠津村「七福」へ。

2016-10-10 | ラーメン・蕎麦・うどん


今年も新篠津村「七福」で新蕎麦を。

年中、何回も通ってますが、やはり新蕎麦の季節に伺うのは格別。

こちらのお店は道内各地の蕎麦粉を使って蕎麦を打ってくださるのですが、今回は摩周産の蕎麦粉でした。

名物の「鴨せいろ」は、鴨の産地であるフランスの鳥インフルエンザの影響で、まだ休止中だったのが残念。

代わりに…

きのこ蕎麦を。

温かな蕎麦をこちらでいただくのは久しぶり。

様々なきのこがたっぷりで、秋の味わいにしみじみ。

新蕎麦を食べると、もうすぐ冬だな…と、食べ終わってまたしみじみしてしまいました。
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