新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「山の博物誌」西丸震哉著

2009-03-20 18:00:33 | 読書
私が自然に親しみ、また自然の情報と言いますか、自然の薀蓄の原点になった本です。
山の獣や山の鳥、カエルやヘビ、渓流の魚、山の昆虫、気持ち悪い生き物、そして山の自然、山の植物、などが198点の図版とともに詳しく紹介されています。

図鑑と言った類でなく、読み物のとして十分楽しめる自然への案内書です。
私が購入したのは1983年8月第3版です。実業の日本社で1500円でした。

西丸震哉氏は食生態学者として有名ですが、一方超心理学の世界でも研究されており、そちらの経験談を集めた本も面白いです。
高山でキャンプしていて、山肌を漂っている人魂を捕まえる話や、仙台の漁港で知り合った女性のゆうれいの話など、愉快な話が沢山あります。

今日内容をネットでチェックしていましたら、昨年長野県の大町に「西丸震哉記念館」がオープンしていました。暖かくなったら平日(ETCがないので恩恵がないから)行ってみようと考えています。

コメント
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