「昭和の名人 アンコール」版の第4巻です。
はっきりとしたメリハリのある語り口で好きな噺家です。
○演目
①高田の馬場
蝦蟇の油売りがあの有名な口上を述べています。その効能を聴いた老武士が背中の古傷に効くかと聞いてきます。その古傷の説明から、蝦蟇の油売りが長年探してきた父親の敵と判明。明日、高田の馬場で仇討ちをすることになりますが・・・
堀部安兵衛の果たし合いの噺かと勘違い下のですが、全く違う噺で聴いたことの話のような気がします。
前半で、有名な蝦蟇の油売りの口上をたっぷり聞かれます。からくり人形の来歴から膏薬の効能まで長いものです。金馬の声が心地よく聞こえます。昔の大道芸の様子が目に浮かびます。終盤にもう一つ展開があります。
今回初めてCD化された音源だそうです。
②錦の袈裟
女郎買いに出かけようとする町内の若者。隣町に負けずと錦の褌をそろえるが、与太郎ひとり錦の布が足りず、女房の知恵で坊主の袈裟を借りてきます。その晩吉原では袈裟錦の与太郎だけが大変もてますが、それはなぜ・・・
艶笑落語十八番会にて収録です。有名な噺です。
③嘘つき村
有名な嘘つき男が隠居に勧められ、千住の嘘つき村に鉄砲の弥八と言うもの凄い嘘つきに会いに出かけますが・・・
主人公や嘘つき村の住人が次から次へとうそをつきますが、その嘘がそれほど面白くありません。落語のネタとして無理に作った嘘のようで、おかしくないのです。お客さんが誰でも嘘とわかるような、無茶苦茶なウソに仕立ててあるような気がします。
初めに書きましたが、金馬の声が好きです。とくに①の高田の馬場は車の中で何度も聞いてしまいました。
この「昭和の名人アンコール」版は当初この金馬までの4巻と思っていましたが、本巻を買って表4を見て驚きました。
「大トリ」と銘うって「立川談志」が発売されます。
演目は①源平盛衰記、②子猿七之助、③勘定板です。全席初蔵出しだそうです。
はっきりとしたメリハリのある語り口で好きな噺家です。
○演目
①高田の馬場
蝦蟇の油売りがあの有名な口上を述べています。その効能を聴いた老武士が背中の古傷に効くかと聞いてきます。その古傷の説明から、蝦蟇の油売りが長年探してきた父親の敵と判明。明日、高田の馬場で仇討ちをすることになりますが・・・
堀部安兵衛の果たし合いの噺かと勘違い下のですが、全く違う噺で聴いたことの話のような気がします。
前半で、有名な蝦蟇の油売りの口上をたっぷり聞かれます。からくり人形の来歴から膏薬の効能まで長いものです。金馬の声が心地よく聞こえます。昔の大道芸の様子が目に浮かびます。終盤にもう一つ展開があります。
今回初めてCD化された音源だそうです。
②錦の袈裟
女郎買いに出かけようとする町内の若者。隣町に負けずと錦の褌をそろえるが、与太郎ひとり錦の布が足りず、女房の知恵で坊主の袈裟を借りてきます。その晩吉原では袈裟錦の与太郎だけが大変もてますが、それはなぜ・・・
艶笑落語十八番会にて収録です。有名な噺です。
③嘘つき村
有名な嘘つき男が隠居に勧められ、千住の嘘つき村に鉄砲の弥八と言うもの凄い嘘つきに会いに出かけますが・・・
主人公や嘘つき村の住人が次から次へとうそをつきますが、その嘘がそれほど面白くありません。落語のネタとして無理に作った嘘のようで、おかしくないのです。お客さんが誰でも嘘とわかるような、無茶苦茶なウソに仕立ててあるような気がします。
初めに書きましたが、金馬の声が好きです。とくに①の高田の馬場は車の中で何度も聞いてしまいました。
この「昭和の名人アンコール」版は当初この金馬までの4巻と思っていましたが、本巻を買って表4を見て驚きました。
「大トリ」と銘うって「立川談志」が発売されます。
演目は①源平盛衰記、②子猿七之助、③勘定板です。全席初蔵出しだそうです。
