「昭和の名人」の最終盤が火曜日に発売されました。最後のアンコール版に追加の形で発売されたのです。
30代40代のころの、私はあまり談志を知らない頃の収録です。
初回の試聴では、全く驚きました。噺の半分くらいが枕で、時事ネタが多くかなりの毒舌でした。この部分は私は好きではありません。
①源平盛衰記 32歳
清盛の常盤御前に対する心情から始まり、鞍馬山における牛若丸の逸話、五条大橋での弁慶との決闘。倶利伽羅峠の合戦、扇の的の逸話、壇ノ浦における平家一門の滅亡まで、見事な講談の語りで楽しめます。この部分はとても好きです。
さて前半半分以上は、時事ネタですが事件を題材に噺を膨らましていきます。犯人が当時の清純派女優を何人も呼びつけ裸にする、それを談志が司会すると言ったえげつない噺です。当時の人気女優の数名の実名が出てきます。笑いにするにはちょっとひどい噺です。
②小猿七之助 39歳
大川に出た屋形船、船頭は七之助客は芸者のお滝だけでした。永代橋付近で身投げした手代の幸吉を助けます。身投げをした理由を幸吉から聞いた七之助は、本性を現し幸吉と川に突き落としお滝を殺そうとします・・・
この噺は私は初めて聞きました。七之助とお滝の会話はまるで舞台を見ているようです。江戸弁の気持ちよさは感動しました。臨場感のあるスピーディーな展開は手を握ります。こういう談志は好きです。
③勘定板 41歳
厠のない村があって、便意を催すと海岸に走り杭につないてある板に用を足します。その板を勘定板と呼んでいました。その村の人間が江戸見物に来ました・・・
この噺にも半分近くの枕があって、かなりの時事ネタが出てきます。当時のハイジャック犯人がやはり女優を呼んで裸にしろと、その司会は談志にしろと言いだすくだりがあります。①と9年違いますから登場する女優は別人ですが、やはり実名で登場します。司会の談志はさらにえげつない行動をとります。
好き嫌いはあると言いますが、ちょっとひどすぎます。なぜこの音源を使用したのでしょうか。3つの噺で同じようなえげつない枕の話を採用するなんて。本来の噺の良さと枕に、品の違いを感じます。

30代40代のころの、私はあまり談志を知らない頃の収録です。
初回の試聴では、全く驚きました。噺の半分くらいが枕で、時事ネタが多くかなりの毒舌でした。この部分は私は好きではありません。
①源平盛衰記 32歳
清盛の常盤御前に対する心情から始まり、鞍馬山における牛若丸の逸話、五条大橋での弁慶との決闘。倶利伽羅峠の合戦、扇の的の逸話、壇ノ浦における平家一門の滅亡まで、見事な講談の語りで楽しめます。この部分はとても好きです。
さて前半半分以上は、時事ネタですが事件を題材に噺を膨らましていきます。犯人が当時の清純派女優を何人も呼びつけ裸にする、それを談志が司会すると言ったえげつない噺です。当時の人気女優の数名の実名が出てきます。笑いにするにはちょっとひどい噺です。
②小猿七之助 39歳
大川に出た屋形船、船頭は七之助客は芸者のお滝だけでした。永代橋付近で身投げした手代の幸吉を助けます。身投げをした理由を幸吉から聞いた七之助は、本性を現し幸吉と川に突き落としお滝を殺そうとします・・・
この噺は私は初めて聞きました。七之助とお滝の会話はまるで舞台を見ているようです。江戸弁の気持ちよさは感動しました。臨場感のあるスピーディーな展開は手を握ります。こういう談志は好きです。
③勘定板 41歳
厠のない村があって、便意を催すと海岸に走り杭につないてある板に用を足します。その板を勘定板と呼んでいました。その村の人間が江戸見物に来ました・・・
この噺にも半分近くの枕があって、かなりの時事ネタが出てきます。当時のハイジャック犯人がやはり女優を呼んで裸にしろと、その司会は談志にしろと言いだすくだりがあります。①と9年違いますから登場する女優は別人ですが、やはり実名で登場します。司会の談志はさらにえげつない行動をとります。
好き嫌いはあると言いますが、ちょっとひどすぎます。なぜこの音源を使用したのでしょうか。3つの噺で同じようなえげつない枕の話を採用するなんて。本来の噺の良さと枕に、品の違いを感じます。
