新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「アオアシシギ」に会いました

2009-09-20 17:58:19 | 水辺の鳥
シギ類とチドリ類はそれぞれよく似ていて見分けが付き難いと先入観がありました。また海岸や河口は交通の便も悪いとも思っていました。

今年の夏にどうしても海辺に撮影に出かけたく、色々調べてみると案外電車で簡単に出かけられることに気がつきました。勿論装備の関係でラッシュを外さなければならない事は言うまでもありません。
その一つが、多摩川河口でした。乗り換え一回でいけます。多摩川河口最先端の羽田の飛行場向かいまでいけました。でも今は貝獲りの人たちが、引き潮の間大勢繰り出しており鳥達は警戒してぜんぜん居ませんでした。

その中でやっと見つけたのが「アオアシシギ」でした。初めは同定に自信がもてず、もう一度出かけて撮影し何とか決定しました。嘴が僅かに上に反っているのが特徴です。多分間違っていないでしょう。
撮影場所が狭い場所でこれ以上近づけず難しいです。干潟や浜での撮影は、このような問題があるのかと実感しました。
二度とも同じ場所に居ましたので、比較的よくいる鳥なのでしょうか。

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マガモのエクリプスでしょうか、それとも。

2009-09-19 18:02:22 | 水辺の鳥
潮の引いた島の北側の磯に何か居ないかと、降りていきました。すぐに目に入ったのがこの鳥です。一瞬ぎょっとしました。
体の色が変です。自然の色ではないような、つまり不自然さを感じたのです。そして次に感じたのが、頸まわりの異様な太さです。
餌を溜め込んでいるのでしょうか、それとも病気でしょうか。サルやリスが頬に餌をたっぷり溜め込んで居る様子は良く見ますが、カモ類でもこんな事をするのでしょうか。

さて、エクリプスですが。理屈ではエクリプスと言う定義は理解しているつもりですが、この写真の彼がそのエクリプスなのでしょうか。生きていくための生態の変化としてのエクリプスなら、まだスマートさがあると思うのですが。
彼には何か異常な様子が感じられて仕様がありません。気持ち悪ささえ感じます。

それとも、彼は「マルガモ」なのでしょうか。彼と近くで一緒に餌を探して居たのは、カルガモのメスでした。

どなたか教えて頂けませんでしょうか.

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タイワンリスと目が合った!

2009-09-18 18:02:22 | 生き物たち
鳥を探して藪と言いますか茂みに入りました。ここでは良く頭上を走り抜ける生物がいます。とても早く移動して行きますので、写真には撮れません。でも相手はわかります。「タイワンリス」です。

「タイワンリス」は害獣として最近有名になっています。伊豆をウオーキングしていると良く見かけます。城ヶ島の駐車場の周辺にも良く出没し、観光客が可愛いと騒いでいます。

しかしながら、他の外来生物と同様に日本固有の生物の生活を侵害しており、特に「ニホンリス」と競合し地域的な絶滅要因になっているそうです。「タイワンリス」は昔観光用に放たれ広く各地に帰化しているようです。
椿の蕾を食べたり果実をかじり、また電線や電話線をかじる被害も増えています。特定外来生物に指定されています。
そんな様子から奴らに獰猛さを感じるのは、私だけではないでしょう。

鳥を探して茂みの中を歩いていますと、頭上で生き物の気配を感じ見上げると、枝に体を伏せてこちらも見ている奴がいるでは有りませんか。
いい天気にうとうとして逃げそびれたのでしょうか。じっとこちらを窺っています。ですから珍しく写真が撮れました。

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今やっている報道を見て

2009-09-17 17:18:23 | その他
写真データが数百枚溜まっています。まず種類を同定して、アルバム管理で一枚ずつ種類と場所、区別が必要ならオスメス、若いか幼いかを添付します。最後にバックアップを取ります。

そんな訳で今日は今報道しているニュースを見ながらやっていたので、気がついたことを一つ書きます。
まったく馬鹿なことですので笑ってください。

湾岸署の正面からの画像で、彼女が出て来る前にカメラマンがチェックのため正面玄関をアップにしていました。私は、裏門を含めカメラの位置が一番良かったTBSを見ていたのですが、アップになると署内の受付が写ります。その奥に薄型TVが置かれていまして、署内でも外側の様子を見ているようでした。
画面にそれが映るのですが、キャスターや映されている彼女の様子から、何処の放送局か分かります。日本TVでした。NHKは相撲放送でしょうから、その次は4chの日本TVにしたのでしょうか。
今確認するとNHKはやはり相撲、TBSは水戸黄門を放送していました。
くだらない話で今日は。

こんな事件を各局放送していて良いのでしょうか。駆け込み天下りだけでなく、引継ぎの前に極秘書類を始末していたり、密約書類を持って帰ってしまったりしていないでしょうか。そんな取材をして欲しいです。社会保険庁の奥の奥には、封印されたり排水で泥泥になってしまった原本があるのではないかと気になります。

社会部と政治部しっかり取材してくれ。
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「昭和の名人 六代目笑福亭松鶴」

2009-09-16 18:02:22 | 芸術鑑賞
《本日の画像が1002枚目です。一昨日のカワセミが1000枚目でした》

最初から揃えているので、全巻揃えたらと知人の落語好きにも言われておりましたが、前巻の「五代目古今亭今輔・二代目三遊亭円歌」はどうしても買えませんでした。仕方がないでしょうか。

本巻から上方の噺家が登場します。まず笑福亭松鶴です。弟子で言いますと仁鶴・鶴光・鶴瓶と言えばお分かりでしょう。
中学高校が兵庫県は西宮でしたので、吉本や松竹芸能の馬鹿騒ぎのお笑いの中でも、まだ上方落語を聞く機会は比較的ありました。懐かしい気がします。

本巻の演目は
①猫の災難
 酒飲みが腐りかけの鯛の頭と尻尾をただで貰う。頭と尻尾の間にすり鉢を置くと一匹に見える。この鯛で酒を飲もうと誘われた友達が酒を買いに行った間に、あった酒を飲み干した男は、鯛の身は猫の盗まれたと・・・。酒を飲まない私でも、松鶴の酒飲みの心理に、そうだろうと納得してしまいます。

②三十石
 淀川を下る三十石船の噺です。よく携帯ラジオで布団の中でこっそり聴いた思い出があります。有名な噺で色々な噺家が演じていました。文珍や三枝達と師匠連の間でもう亡くなってしまった当時の若手落語家の思い出がよみがえります。

③天王寺詣り
 西宮に六年いましたが、大阪は北の映画館以外まったく知りません。土地勘もありません。したがってこの噺のような地元の風物詩みたいな噺は馴染めなかった思い出があります。

そういえば桂枝雀は良く聴きました。「海坊主の親方の捕り物帳」も好きでした。



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日本山岳写真協会展に行って来ました

2009-09-15 18:02:22 | 芸術鑑賞
私の先輩で、長年山岳写真を撮っている方がいます。その方が日本山岳写真協会の会員になりたいと挑戦されました。
会員には現在の会員2名(1名は役員)の推薦があればなれるようですが、その方は正攻法で会員になりたいと考えたのです。
それは、一般公募で入選することだそうです。

日本山岳写真協会は、創立70周年を迎えた日本で最も歴史のある山岳写真の作家集団だそうです。毎回協会展には特別作品として皇太子殿下の作品が出展されています。

先輩と過日会った時に、今年の協会展で作品が入選したとの連絡と、協会展の案内葉書を頂きました。
やっと都合がつき、本日東京ミッドタウンのフジフィルムサロンに出かけました。
ミッドタウンはオープン二日目に偶然出かけてから、二度目です。
サロンには十時過ぎに着きましたのでそれほどの客もおらずゆっくり鑑賞できました。
案内によると200点の出品があるそうですが、雄大な山のそれも正面からの迫力ある写真で圧倒されました。山に詳しい方ならすぐお分かりになるであろう山々の写真の連続です。それも殆んどが雪を被った冬の山です。

その現場に出かける苦労が想像できまして、感心するやら私にはとても行けないと思うやらです。
先輩の写真も公募作品のコーナーに展示されていました。
大判のカメラが多い中、皇太子殿下の写真は35ミリで、良く殿下が登山されているニュースで雅子様を撮影されている映像が紹介されていますが、あのカメラかと想像してしまいます。

圧倒されて帰った曇り空でした。(実はもう一人の友人は、この協会の会員でプロの山岳写真家です)



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俯瞰で見るカワセミ

2009-09-14 18:02:22 | 水辺の鳥
昔から鳥は見上げるものと決まっています。水辺の鳥を除いてです。
先日ダムの周遊道路から見下ろすと、カワセミが数羽いました。どうも家族のようです。なんだかんだと話をしながら餌を獲っていました。

一本の枝にとまったカワセミを上空から撮影してみました。天気が良く湖面の反射もあり、カワセミのあのブルーの色味は出せませんでしたが、上空からの面白いカットになりました。

魚をくわえています。


飛び立つ瞬間です。肩の筋肉の様子が良く分かります。
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C-2Aグレイハウンド輸送機

2009-09-13 17:43:25 | 航空機
爽やかな空気、抜けるような青空に誘われて久し振りにウオーキングコースの川に出かけました。が、鳥がいません。コサギとセキレイと、カルガモとカワウでした。人差し指はシャッターボタンにふれることも無く、買い物をして帰宅しました。そんな訳で手持ちの航空機の写真です。

久し振りに軍用機の写真を3枚。輸送機です。
たまたま上空を見上げたら、低空を飛んでいました。
VRC-30 DET-5 NF20とNF21です。
どちらも艦隊兵站支援飛行隊でおもに艦隊への輸送を担当しているそうです。

私は機種よりもどちらかと言いますと操縦に関心があります。ですから機体を左右にバンクさせながら下降してくるのを見ますと、自分が操縦しているようでワクワクします。

NF20


NF21

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種無しピオーネ食べてみました

2009-09-12 18:02:22 | グルメ
食わず嫌いというよりも、むしろ関心が無いから食べてみようと思わないといったほうが正確かも知れません。物事に対する好奇心は人一倍旺盛なのに、食べ物にはそれ程好奇心がありません。ですから皆様に比べ食べた事の無いものが結構多いと思います。でも悔しいとか恥ずかしいとか思わないのです。一度好きになったらそればかり、ですか。

例えばイクラとかウニです。偶然食べたことはありますが、自分から食べたことが無いのです。よくTVで北海道のたびで、イクラやウニの山盛りの海鮮丼をタレントが大騒ぎして食べるシーンがありますが、「それが・・・」といった感じですか。

葡萄は実は3年前から食べ始めたのです。ウオーキングで良く立ち寄るコンビニのレジの前に積んでありました。若い店長が「実家で採れました、どうですか」と勧めてくれたのがきっかけです。その勧めてくれた巨峰が好きになり、毎年季節になると冷蔵庫で一寸冷やして食べています。

先日葡萄の話になりました。私が巨峰しか知らないという事に、ある人が種無しピオーネを勧めてくれました。本日立ち寄ったお茶屋の店員に聞いて見ると、「美味しいですよ」と太鼓判。その後で買う事にしました。

行きつけの食品スーパーで価格調査をすると、そんなに高くありません。今葡萄の季節でしょうか、色々な種類が置かれていました。でもどうせ初めて食べる品種なら、しっかりした製造元の葡萄にすることにしました。

駅の近くに、高級食品スーパーがあります。輸入品から各種豊富な食品が有るのですがそれだけ高いお店です。普段はとても買いに行けない店です。覗いてみると入ったところに、本日のサービス品として「種無しピオーネ」がリーズナブルな価格で陳列されていました。生産者もそこのスーパーの契約農園からでした。即買です。

先ほど食べてみました。強い甘味があって、大粒なのに身が詰まり、そして果汁が一杯です。適度に冷やしたほうが美味しいようです。今年は「種無しピオーネ」にします。

背景の地図は「山梨県甲府付近」です。
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小さな公園で見かけたヒバリ

2009-09-10 18:02:22 | 里の鳥
近くに、目的の判らない小さな公園があります。畑の中にあります。網フェンスで囲まれた全面草の公園です。施設は棚が2箇所。ベンチが数基。水飲み場が1箇所です。それだけで後は草が生えています。日差しが強いときは逃げ場がありません。あと、植えたばかりの2mに満たない木が数本です。不思議なことに20台ほどの専用駐車場が付いています。それからトイレも。こんな公園が畑の中にあります。

そこに行ったときです、フェンス近くの植え込みの付近の草の中で何かが動いていました。茶色の鳥のようです。スズメより大きいです。草しかありませんから、身を隠せません。しゃがむ様にして近づいてファインダーから覗いてみますと、目の周りの皺と頭の羽根を立てた様子で「ヒバリ」と分かりました。

植え込みの影から出てきて、草の穂の実を一頻り食べ、また植え込みの影で休みます。時々空を見て何かを警戒する様子を見せます。
公園の中にいる数名の人たちは、まったく「ヒバリ」に関心はありません。でも植え込みの下のほうを、熱心に撮影している私には関心も持っているふうでした。

「ヒバリ」も私には気が付いています。彼の距離に入らない様にしていましたので、かなりの時間撮影を許してくれたのです。

植え込みの影で休む「ヒバリ」
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