新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

リカも大好きという「さがほのか」

2016-03-21 17:17:46 | グルメ
駐車場のフラワーショップで墓参りの花を買ってから、何かないかとスーパーに顔を出してみました。(それはそうと、墓参りに花が最近高いと思いませんか。手ごろな値段では花の数が少なく、これでは花立に立てても寂しいなと思うばかりです。勿論金に飽かせた豪華な花束も無理するなと墓の中から言われそうです)

さて今いちごの季節です。先日も「紅ほっぺ」を食べました。食べる途中で床に苺をばらまいてしまい、ホコリが気になって水洗いしたらびちゃびちゃで、せっかくの紅ほっぺが台無しでした。

苺のコーナーを覗いてみると、リカちゃんのかわいい写真が目に留まりました。他に苺と比べてもそんなに高くないので、フィルムに描かれたリカちゃんの顔だけで購入してみました。もちろん初めての苺です。



農協のHPによるとさがほのかは1991(平成3)年に佐賀県農業試験研究センターにおいて、「大錦」に「とよのか」を交配し、生まれた実生の中から選抜・育成された品種で、1997(平成9)年に出願、2001(平成13)年に品種登録されました。
これまで「とよのか」を中心に栽培されてきましたが、今ではどんどんこの品種に切り替わってきているそうです。とあります。
リカちゃんはさがほのかのイメージキャラクターです。リカちゃんは佐賀農協ではほかにも活躍しているようです。

果実の大きさは比較的中くらいでしょうか。円錐形で、果皮の色は艶のある紅色で、果実全体にしっかりと色付いています。
果肉は全体に白く色は付いていないと紹介されていますが、べにほっぺほどではありませんが、そこそこうっすら色づいています。
食感はやや硬めで軽い歯ざわりがあり、酸味が穏やかで甘さが前面に出ています。この位ですと、普段はコンデンスミルクをつけるのですが、このさがほのかはそのままでもいけます。
苺の固いのは野菜ぽっくて好きではないのですが、これは大丈夫です。べにほっぺの様にジュースがこぼれるといったポジションではないですが。
私にとっては、見直した苺になりました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酢ショウガ作ってみた

2016-03-20 17:17:02 | グルメ
元来健康食品の何々ブームにはあまり関心がないのですが、1月に続いて先日も取り上げられていたので、作ってみることにしました。
「酢ショウガ」の効能や作り方は、ネットにあふれておりますので、関心のある方は自己責任で探してみてください。

何も難しいレシピでもなく、何も買うのが困難な材料でもないので始めてみることにしたのです。
ヨーカ堂の酢の売り場で、やはり酢を選んでいる老夫婦がいました。メモ持参で選んでいました。声をかけてみると同じ番組を見たそうです。

ただ甘み付加のためはちみつを使うのですが、我が家にはメープルシロップが常備されていますので、こちらを使うことにしました。
レシピの指定量を入れたのですが、さて甘みの違いはあるのでしょうか。ミネラル豊富なメープルシロップの方がいいのではと思っているのです。

一晩おいてから食べるそうですので、明日の夕食から料理にかけてみたいと思っています。


本日の時点での失敗は、瓶の大きさです。もう少しかさがあるのかと思いましたが、100g、100gだとこの位です。
小瓶を探してみましょう。

1週間か10日経たないと効果が判らないそうですが、そのころにまた報告します。我が家には体重計と血圧計しかありませんが。
1月の放送時点ですでに挑戦されている方が沢山いらっしゃるでショウガ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杉山隆男「兵士は起つ」

2016-03-19 17:02:49 | 読書
東日本大震災を読み返すシリーズの2冊目です。
杉山隆男「兵士は起つ」 新潮文庫

前回紹介した石井光太「遺体」とは違う視点からのルポです。カバーに書かれた解説を紹介します

「津波に呑まれながらも濁流の中を自力で泳ぎ、人々を救助した隊員達がいた。自らの力で家族の安否も確認できないままでの救助活動、遺体と向き合う苛烈な日々。そして非常事態に陥った福島第一原発では、世界が注目する中、全国から様々な部隊が招集されていたーー。」

涙を誘うようなドキュメンタリータッチと違い、静かな語り口に最初は戸惑いました。次から次へと津波に遭遇しながら最善の対処をしていく隊員が登場しますが、同じような静かな姿に彼らの区別がつかなくなりました。読み進める内に著者があえてそのような書き方をしているのでないかと思いつきました。自衛隊と言う組織の立場から、ヒーローの活躍するような映画の様な書き方をしないようにしているのでしょうか。

いざという時のために普段から厳しい訓練を行っていた隊員たちのその成果が発揮された記録です。その成果が示された記録です。
けが人を探し死体を探す隊員たちの向こうに、コンビニの商品を略奪し自動販売機の金を盗もうとしている人たちがいる対比はショックでした。
数日間飲まず食わずですから食料品を探しに来たのは分かるとしても、販売子を壊す事とは許せません。
大勢の隊員がその隊の目的に沿ってそれぞれの任務を果たしていった姿を忘れることはできません。
ご苦労様でしたと言います。




折角ですからと思うのですが、警察や消防の方々全国から駆け付けた隊員の活躍のお話もたくさんあると思いますが、そのルポルタージュはないのでしょうか。探してみます。

後、派遣され現地に向かう自衛隊や警察の車両に向かって「ありがとう」のプラカードを振り続けた幼い兄弟の映像も、もう一度見たくなりました。
You Tubeに残っていないか探してみます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御朱印拝受「川崎大師」「總持寺」

2016-03-18 18:02:33 | 神社仏閣
昨日は千代田区で所用がありました。1年ぶりですが、街は大きく変わっていきます。目的のビルの隣の角地のビルが忽然と姿を消し、工事現場のフェンスの広告を見ますと高層タワーマンションが建つそうです。

折角ですからそのあと、毎年春にお参りする「川崎大師」と「總持寺」にお参りすることにしました。
都心からの道順として、「川崎大師」「總持寺」になるのですが、「川崎大師」は御朱印を頂く場所が4ヶ所あります。一駅離れたところにある「自動車安全祈祷院」から先にお参りすることにしました。


川崎大師平間寺大本堂で頂きました。


不動堂で頂きました。成田山新勝寺御本尊不動明王のご分躰だそうです。


薬師殿で頂きました。十二神将の自分の干支の神将の栞を頂けます。


「自動車安全祈祷院」で頂きました。京浜急行大師線の一駅奥の門前前駅で下車しますので、最初に御朱印を頂くのですが、お願いすると3頁空けて4頁目に書いていただけます。

川崎の隣が鶴見です。
毎年朝一番の参拝ですが、今年は逆の道順で午後からになりました。
いつもの道順で「佛殿」からお参りを始めました。「佛殿」前の広場には、幼子を連れたお母さん達がたくさん。穏やかな日差しの中子供たちが走り回っています。子供たちが少し大きいのでしょうかベビーカーではなく、子供乗せ自転車(これが正式名称らしいです)が数十台並んでおりました。

お隣の巨大な建物「太祖堂」に近づきますと、お経の声が聞こえてきます。何か法要でもと開いて扉から覗きますと大勢の僧侶の読経が聞こえます。
中に入りますと広い畳敷きの本堂に大勢のお坊さんと信徒の方が並んで座っています。
手前の石畳のところにパイプ椅子が並んでおりまして何人かのやはりお参りに来た方々が腰かけています。
ふと近くの柱のところに掲示されたものを読みますと、春の彼岸法要の初日だったようです。
時間的にも始まったばかりのようで、それではと私も腰かけて参加させていただきました。

さすが大本山総持寺の彼岸法要です。沢山の僧侶が参列しています。ざっと数えたのですが、60名近くおられたのではないでしょうか。
菩提寺の法要も参列しておりますが、それはそれ普通のお寺です。やはり大本山の法要は荘厳で感激的でした。いい経験が出来ました。
巨大な本堂でしたが、それでも全体の五分の三くらいの広間での法要でした。これが広間全体での法要なら、どれだけすごいかと思ってしまいました。
法要も終わりに近づき、信徒の方の御焼香が始まったので太祖堂を出ることにしたのです。

御朱印を頂きに総受付の「香積台」に伺いました。いつもですと長い受付机と大勢のお坊さんがいる総受付ですが、このときはたったお二人の方がお留守番でした。


総受付で頂きました。
最後の最後にとてもいい体験ができた一日でした。花粉も何とか耐え抜きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴見からの

2016-03-17 17:03:09 | アウトドア
鶴見の帰りです。千代田から、川崎、鶴見と回ってき来た帰りです。その様子はまた後日です。
山荘管理人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石井光太「遺体」 涙とともに

2016-03-16 18:00:53 | 読書
近年読書傾向だけでなく映画についても、実話、実録、ルポものに傾向が変わりつつあることはいくつか過去にお話ししております。
三月になりまして、「震災はどのように書かれてきたか」と言った特集でまとめている色々な著作が紹介されています。
福島第一関連は、折に触れ購入して読んできましたしNHKの特集などは関心がある放送は録画をしてきました。

しかしながら津波に被災された方々に関しては、津波直後の画像があまりにも生々しく強烈で関連図書の購入を控えておりました。
この度の「津波関連図書」のまとめ記事を読みいくつか購入をしてみようと思い始めました。当時は発行の時期も異なり気が付かなかった本もあり、まとめて紹介していただくと、簡単な内容解説もあり参考になりました。さらに5年も経過しますと、初期の本は文庫本化されていて助かります。

最初に購入したのは、石井光太「遺体」新潮文庫 です。

週刊文春の紹介文によりますと、「釜石の安置所に運び込まれた遺体を前に、確認する人、それを迎え入れる市の職員、身元を確認する医師や歯科医、自衛官に丁寧に取材した渾身のルポである。」とあります。

文庫本のルポの記録ですから簡単に読めると思いましたがとてもとても、内容は予想通り悲しく重く読了までに3日掛もかりました。
もし読んでみたいと思った方に申しあげますと、人前ではとても読めない本です。「ほろり」くらいは人目をごまかせても、私の場合声を上げ体を震わせて泣いてしまった個所がいくつかありました。

もちろんあまりにも悲惨すぎる情景もありますが、遺体安置所にかかわった人たちの心持や遺体に向かい合う心根に感動してしまったのです。
警官や自衛官は任務から現地に向かったのですが(立場が違う自衛官や警官のお話は、また別の本で勉強するつもりです)、ここで登場する人たちはたくさんの遺体に向き合ったことのない普通の市役所職員や消防団の人たちです。

中でも一番感動したのは、民生委員の老人で昔葬儀社に努めていた関係で遺体の向き合うことの経験があるため、遺体安置所の心持のまとめ役を名乗り出た方のエピソードです。
安置所にかかわった皆さんはもちろんこんなか経験は初めてです。自分の担当する仕事を極限状態でこなすだけが精いっぱいです。
一方肉親の遺体を探しに遺族が次から次へと安置所に駆けつけてきます。肉親愛はもちろん最後まで手を差し伸べられなかった後悔と無念さが、遺体と対面した時爆発します。その時2者の間に入って「遺体に話しかける老人の言葉」がどれほど遺族を救うことか。この辺は大粒の涙無くては読み続けられません。

日本の場合、遺体の画像はふつう公表されません。震災当時週刊誌のグラビアで見た記憶がありますが。
本書では、文章で表現され生々しさはないですが、言葉で書かれたため読者には強烈なイメージを想像させる強烈な事例が紹介されています。
とてもここではそれを紹介できません。

本書は釜石の場合です。東北3県だけでなく茨城県の方まで同じような悲惨なつらい事例がたくさんあったはずです。
被災地の皆さんがこのようなつらい記憶を心の奥に抱えていると思うと、なんと申し上げていいのか思い当たりません。

あ、かき忘れました。安置所の閉鎖の時の若い住職の読経のシーンも涙が出てきました。他にもいくつかそのような事例があります。

自分がこのような状況に立たされたら、どんな行動がとれるか。悩みます。けれども本書を読んで、一般市民であってもこのような行動をとれた人がおられたことを知って、自分もその状況で人のために活動できる側に立つことを選べればと思うのであります。
久しぶりにいい本を読みました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸の春が届く「いかなごの釘煮」

2016-03-15 18:02:05 | グルメ
とうとう3月も15日になってしまいました。今年も1/6が終わり、うかうかしていると1/3が終わってしまいますよ。
もう、神戸の知人から「いかなごのくぎ煮」が届く季節になりました。今年は漁の解禁が記録的に大変遅かったようです。先日届きました。


知人が郵便局の職員に勧められたレターパックでの発送です。左下に「いかなごのくぎ煮」のシールが貼ってあります。こんなものを日本郵便は用意して顧客獲得をがんばっているのです。何年か前に紹介したヤマト運輸の宅配でも、くぎ煮専用の箱を作っていました。
レターパックでは、4キログラムまでで510円です。安いです。

今年は、唐辛子2、生姜3、山椒2です。毎年頂いてから思うのですが、何種類もの味付けは大変ではと感心してしまいます。
鍋をその都度洗って取り換えるか、複数の鍋で並行で作るか、私ならとても駄目です。
佃煮を入れる小鉢にちょうどの量で、飽きる間もなく味を変えられます。白いご飯が待ち遠しいです。さっそく冷凍保存処理をしました。
なんといっても佃煮ですから、塩分摂取量を考慮し、少しづつ解凍して食します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お池でその他気になった鳥たち

2016-03-14 19:06:21 | 水辺の鳥
さてお池でのお話も今日が最後、幾つか気になった鳥たちを。
「ホシハジロ」や「キンクロハジロ」は百羽を超える数で、改めて撮影するのを忘れてしまいました。


バンです。晴れていればと思います。渋い良い色をしているのですが。


ミコアイサの雌です。雄は以前別に池でたっぷり撮影しておりましたが、雌は初見です。この池で見かけることは掴んでおりましたが、「オオホシハジロ」の撮影で夢中になり失念してました。
一旦岸に近づいてから沖に泳ぎだしていきました。周囲のCMの歓声で気が付いたのですが、音の祭りの後ろ姿だけです。その後も全く彼女の姿さえ探すことを忘れてしまいました。


近くの葦野原で見かけた、シジュウカラです。なぜシジュウカラを改めて載せたかと言いますと、後頭部の白い班がこんなに大きいとは思いませんでしたから。通常鳥は正面か横からの姿を撮影します。真後ろから撮影してみてびっくりです。図鑑で確認すると、ちゃんと解説されてました。
これも晴れ手入れが、案外綺麗な鳥なのですよ。

朝から7℃前後の寒い一日、閉じこもっておりました。明日以降だんだん暖かくなるようですが、そうするとまた花粉が飛び出します。
あ~あ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オオホシハジロ」続の続の続き「ダイブダイブ!!」

2016-03-13 17:17:16 | 水辺の鳥
さて額のシミですが、そんなに複数の「オオホシハジロ」が飛来しているはずもなく。
様子を見ていて気が付いたのは、池の底の水草を食べるときに水底の泥の中に頭を突っ込んで餌を食べているのではと言うことです。

観察の後半はかなり積極的に動き回り、しきりに潜水して餌を探しておりました、
ではその瞬間を。


浮上したばかりで体中に水滴がついています。


「急速潜航用意!」


「ダイブ!ダイブ!」


「潜望鏡深度!」


「潜航!」
カイツブリ類に比べれば、潜水時間は短めです。

「ダイブ!ダイブ!」は、アメリカ海軍潜水艦が急速潜航するときの号令です。あの独特の緊急ブザーと同時に艦内に響き渡ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5年前のあの日から

2016-03-12 17:17:25 | 航空機
毎日いろいろなブログに遊びに行かせて頂いています。その中で昨日3月11日のあの日に撮影した画像を掲載されている方が何人かおられました。
なぜこの発想にたどり着かなかったのがと言う思いで、私も掲載します。

私のこの時刻の出来事は今でも鮮明に覚えています。県立公園の駐車場におりました。
直近の連写の中から2枚を。


P-1 5502  カメラのデータから。2011.03.11 14.39.32 


          同じく、      2011.03.11 14.39.38  
地震発生03.11.                    14.46.18の7分前です。

行方不明の皆様が早く家族のもとへかえれますように。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする