まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

風景も建築物としても楽しめる尾道文学記念室

2014-02-14 14:35:40 | お出かけ 山陰・山陽



海が見えた。海が見える。
五年振りに見る尾道の海はなつかしい。……


林芙美子の「放浪記」の一節は、
尾道の魅力を切なくしみじみと伝えています。







小学校から高等女学校を卒業するまで尾道に居住した
林芙美子の書斎を再現したものです。







アララギ派の歌人中村憲吉、童話作家の横山美智子、
尾道ゆかりの文学者の愛用品や書簡、
直筆原稿等を展示しています。







建物も国登録重要文化財となっています。
元々は地元企業役員の福井邸。







庭付きの木造平屋建、桟瓦葺で数寄屋造りの建物で、
東棟・西棟・茶室からなり、いくつかの部屋では
当初から茶会ができるように設計されているそうです。







この建物は、映画「太陽は泣かない」(1976年飯塚二郎)
「あの、夏の日」(1998年大林宣彦)のロケ地でもあります。







千光寺山の中腹、石段坂の途中にある
「おのみち文学の館」文学のふるさと尾道で
作品の原点にふれるゾーンとなっています。

広島県尾道市東土堂町13-28

2013.10.13
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