千光寺ロープウェイ山頂駅から続く全長1kmの遊歩道は、
「文学のこみち」と呼ばれ、尾道ゆかりの作家や詩人、
歌人たちの作品の一節が刻まれた
25の文学碑が点々と続いています。
正岡子規
のどかさや 小山つづきに 塔二つ
日本新聞の日清戦争の従軍記者として
尾道を通過したときの作。
西国寺の三重塔と天寧寺海雲塔を
眺めたもののようです。
十返舎一九
年代は不明ですが、
山陽道漫遊中に尾道来遊時の作品です。
金田一京助
かげともの をのみちの やどの こよなきに
たびのつかれを わすれて いこへり
昭和30年の尾道を訪れた時の作です。
尾道で「暗夜行路」の構想を練ったという志賀直哉。
石碑には「暗夜行路」」の一節が
刻まれているのですが、
案内板の写真しか撮っていなかったのか…。
名作の情景に触れながら歩けば、
旅がより一層思い出深いものとなるでしょう。
「海が見えた。海が見える。」と刻まれているのは
尾道出身の林芙美子の「放浪紀」
ここからは石碑越しに
尾道水道が見え、実感できます。
広島県尾道市
2013.10.13
「文学のこみち」と呼ばれ、尾道ゆかりの作家や詩人、
歌人たちの作品の一節が刻まれた
25の文学碑が点々と続いています。
正岡子規
のどかさや 小山つづきに 塔二つ
日本新聞の日清戦争の従軍記者として
尾道を通過したときの作。
西国寺の三重塔と天寧寺海雲塔を
眺めたもののようです。
十返舎一九
年代は不明ですが、
山陽道漫遊中に尾道来遊時の作品です。
金田一京助
かげともの をのみちの やどの こよなきに
たびのつかれを わすれて いこへり
昭和30年の尾道を訪れた時の作です。
尾道で「暗夜行路」の構想を練ったという志賀直哉。
石碑には「暗夜行路」」の一節が
刻まれているのですが、
案内板の写真しか撮っていなかったのか…。
名作の情景に触れながら歩けば、
旅がより一層思い出深いものとなるでしょう。
「海が見えた。海が見える。」と刻まれているのは
尾道出身の林芙美子の「放浪紀」
ここからは石碑越しに
尾道水道が見え、実感できます。
広島県尾道市
2013.10.13