まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

国立科学博物館 企画展 砂漠を生き抜くー人間・動物・植物の知恵ー

2014-02-01 01:18:56 | ミュージアム


砂漠という過酷な環境を生きる人間や動物、
植物の姿を紹介する企画展。

砂漠を旅するときのヒントになることも
あるかもと出かけてみました。
何しろ毎年600万ヘクタールの規模で拡大を続けている砂漠化、
全陸地の約4分の1と言われる砂漠化は、地球の大問題。

ここでいう砂漠は、砂漠化した土地ではないのですが、
砂漠に生きる人々が生み出した文化には、
これからの生き方を考えるヒントがあるはずです。

サハラ砂漠で水を分かち合う知恵や技術、
エジプトの中世に発達した給排水施設と仕組み、
「砂漠の船」と呼ばれるラクダの偉大さにもビックリ!!
(ラクダは人の37倍もの塩水を飲むことができ、海も渡れる)

砂漠と言えば、映画「アラビアのロレンス」が
思い浮かぶのですが、ラクダがいなくては、
砂漠での生活は成り立たないのです。

一日の気温の変化も激しく、
日中は白いゆったりとした服を着用、
冬の夜は動物の毛で作られたものを着用するとか。

暑く乾燥した土地では暑さをしのぐために
何杯もの砂糖を入れた紅茶を飲むのが良いそうですよ。

久しぶりの国立科学博物館でしたが、
日本で唯一の国立の科学分野における総合博物館、
見応えがあり、日本館だけでタイムオーバー。

重要文化財の日本館は建物にも注目、
一日かけて見学する日を作ろうと思います。

東京都台東区上野公園7-20

2014.1.16
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