かつては軍の要塞としても利用されていた猿島は、
豊富な自然と歴史的な建造物が残されている無人島。
船着場の近くにある猿島で最も古い
石造建造物の海軍港碑です。
明治10年に猿島は海軍省の所管になり
横須賀の海が海軍港であったことを示しています。
明治28年に竣工した蒸気機関の発電所。
レンガ積み(イギリス積み)で造られたこの建物は、
関東大震災にも耐えました。
はとバスでは専門ガイドさんの案内がつきます。
1台のバスで、3つのグループに分かれ説明を聞きます。
塁道の壁面はブラフ積みという石積みです。
美しい景観ですが、兵舎や弾薬庫が連なった場所でした。
兵舎なので窓はとても小さくて少ないです。
普段は入ることができない兵舎や弾薬庫も
専門ガイドさんがつくと鍵を開けて中を見学できます。
内部には懐中電灯も用意されています。
以前は誰もが自由に出入りできたそうですが、
壁に落書きをしたり、貴重な文化財を傷つける行為があり、
鍵をかけられてしまったようです。
弾薬庫の中には弾を上の砲台に上げるための
揚弾井が造られています。
入り口の両側に窓が造られているのが兵舎、
窓がないのは弾薬庫など住居スペースではないようです。
緑で覆われてヒンヤリとした雰囲気です。
兵舎や弾薬庫を敵にわからないようにするためには
旧斜面が多く、ジャングルのような
この自然環境が都合が良かったのです。
長さ90m、高さ4.3m、幅4mの総レンガ造りの
このトンネルは道路用としては日本で一番古いものです。
トンネルの西側には兵舎、弾薬庫等が
二階建ての構造で造られています。
このトンネルのレンガ積みはフランス積みです。
明治10年代に主流になったのがフランス積み、
明治20年代の主流になったのがイギリス積みです。
猿島のレンガ積みは2種類あるので見比べてみましょう。
「愛のトンネル」とも呼ばれるそうです。
暗いので手をつなぐからとか、諸説あるようです。
まっ、お試しくださいませ。
神奈川県横須賀市猿島
2014.11.30
豊富な自然と歴史的な建造物が残されている無人島。
船着場の近くにある猿島で最も古い
石造建造物の海軍港碑です。
明治10年に猿島は海軍省の所管になり
横須賀の海が海軍港であったことを示しています。
明治28年に竣工した蒸気機関の発電所。
レンガ積み(イギリス積み)で造られたこの建物は、
関東大震災にも耐えました。
はとバスでは専門ガイドさんの案内がつきます。
1台のバスで、3つのグループに分かれ説明を聞きます。
塁道の壁面はブラフ積みという石積みです。
美しい景観ですが、兵舎や弾薬庫が連なった場所でした。
兵舎なので窓はとても小さくて少ないです。
普段は入ることができない兵舎や弾薬庫も
専門ガイドさんがつくと鍵を開けて中を見学できます。
内部には懐中電灯も用意されています。
以前は誰もが自由に出入りできたそうですが、
壁に落書きをしたり、貴重な文化財を傷つける行為があり、
鍵をかけられてしまったようです。
弾薬庫の中には弾を上の砲台に上げるための
揚弾井が造られています。
入り口の両側に窓が造られているのが兵舎、
窓がないのは弾薬庫など住居スペースではないようです。
緑で覆われてヒンヤリとした雰囲気です。
兵舎や弾薬庫を敵にわからないようにするためには
旧斜面が多く、ジャングルのような
この自然環境が都合が良かったのです。
長さ90m、高さ4.3m、幅4mの総レンガ造りの
このトンネルは道路用としては日本で一番古いものです。
トンネルの西側には兵舎、弾薬庫等が
二階建ての構造で造られています。
このトンネルのレンガ積みはフランス積みです。
明治10年代に主流になったのがフランス積み、
明治20年代の主流になったのがイギリス積みです。
猿島のレンガ積みは2種類あるので見比べてみましょう。
「愛のトンネル」とも呼ばれるそうです。
暗いので手をつなぐからとか、諸説あるようです。
まっ、お試しくださいませ。
神奈川県横須賀市猿島
2014.11.30