「GINZA SIX」の最上階に広がる
「THE GRAND GINZA」
それぞれが独自のコンセプトを持った
飲食を中心とした複合施設です。
約1,500㎡にラウンジ、レストランから
限定12席のシェフズカウンターや
茶室などを有する空間です。

予約をしたのは、「ザ・グラン 47」
47都道府県の各地から取り寄せた厳選食材、
驚きと感動に満ちた季節の旬の
フレンチがいただけるとか。
入り口からレストランまで行くのに、
どこに通されるのかしらという程に歩きます。
披露宴会場のようでもありますが、
窓側のテーブルで銀座の夜景も楽しめました。

この日は、体調不良で山形のラ フランスジュース(880円)、
炭酸の富士のミネラルウォーター(990円) をオーダー。
ボトルに入ったジュースを見せてグラスに注いでくれましたが、
山形でも購入したことがあり、複雑な気分になりました。

神戸のレモネード(880円)
こちらはゴージャスな感じのボトルなので、
テーブルに置いていったのかしら?
『ぐるナイ ゴチになります!』で、
2018年6月21日に放送されたレストランとか。
それもあり、予約をすることにしましたが、
さて、13,200円のお料理はどうでしょう?

アミューズ
北海道産キノコとハモンセラーノ“スモーブロ”
世界三大ハムの一つ、ハモンセラーノはスペイン産の生ハム。
デンマークの伝統料理であるオープンサンドイッチの一種である
スモーブロがこのような形で出てきましたか。


前菜
北海道産ホタテのタルタル&ミ・キュイ
根セロリと魚介のエキューム
エキュームはフランス語で「水泡」を意味しますが、
手間暇かけるよりもこんなに美味しいホタテは、
刺身としてわさび醤油で食べるのが良いなと思います。

温前菜
フォアグラ卵 トリュフの香り
今でも高い評価を保っているトリュフですが、
フォアグラにしてもトリュフにしても
積極的に食べたいと思う食材ではないのですが、
とろりとした卵をかき混ぜていただいたこの一品、
確かに美味しくいただきました。

オリーブオイルも塩もこだわりを感じましたが、
量もたっぷりあるのにパンのお替りは、
勧められませんでした。

魚料理
オマール海老のロティ モリーユ茸を使ったポルト酒ソース
通常のコースに1980円プラスして選んだメニューですが、
これは正解といえるような美味しいものでした。

魚料理
長崎県産真ハタのロースト エルロンのファルシと肉のジュ
海老でアレルギー反応が出ることもあるツレは、
通常のメニューにしましたが、美味しかったようです。

肉料理
熊本県産赤毛和牛フィレ肉のポワレ ソース ボルトレーズ
食肉用の和牛全体の95%以上にのぼるのが黒毛和牛。
赤毛和牛をいただくのは初めてです。
脂肪交雑が適度で、うま味を豊富に含む赤身が多いとか。
脂肪分が少ないので、さっぱりとしていますが柔らかく、
肉は美味しいと思いましたが、濃いめのソースが
どれも同じようで飽きてきました。

銀座の伝統と革新を受け継いたプレミアム空間で、
銀座にいながらにして日本全国の美食紀行が楽しめます。
各地を旅した時の料理や味も思い出しながら
二人の会話も盛り上がりました。

デザート
愛知県産紫蘇のパルフェと青森県産の林檎を使ったコンポート
愛知県産の紫蘇を使ったアイスの様なさっぱりとした味に
仕上げたパルフェに林檎のコンポートと焼いた
香ばしいナッツと共にいただく事で
味の変化が楽しめました。

ロマノフ
通常のデザートメニューに330円プラスするデザート。
ロシアのロマノフ王朝の皇帝に捧げたデザートで、
お酒(こちらはワイン)につけた苺にホイップを併せたもの。
酸味が強いオトナのデザート


「コーヒーと一緒によろしかったらどうぞ」
見ただけでお腹いっぱい、ツレの口に入りました。

食後のコーヒーは、胃の消化活動を助けてくれます。
コロナ禍では旅をするのもはばかれますが、
旅の楽しみの一つの食べることは、今でもできます。
移動は最小限に、各地の美味しいものを食べ歩きたいです。
東京都中央区銀座6-10-1
GINZA SIX 13F
2021.2.23