まるみのあっちこっち巡り

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偕楽園 素朴で優雅な好文亭

2023-06-06 00:17:24 | お出かけ 関東



偕楽園の中にある素朴で優雅な「好文亭」
その建設位置から意匠に至るまで、
斉昭公が自ら定めたといわれています。







斉昭公はここに家臣や領民を招き、
詩歌や養老の会を催したとか。
創建時の建物は1945年の空襲により全焼し、
1955年から3年を費やし復元されました。







「好文」とは梅の異名のことです。
「学問に親しめば梅が咲き、
学問を廃すれば咲かなかった」という
故事にもとづいて斉昭公が名づけました。







木造二層三階建ての好文亭本体と
木造平屋造りの奥御殿から成ります。

奥御殿は、10室ある藩主婦人などの
休養の場ですが、城中で出火した場合の
備えの場とも言われています。







季節の移ろいを楽しめる襖絵も見事で、
藩主婦人が休養するに相応しい
優雅さも醸し出しているようです。







まるみは、丸窓が好きなのです。







近くに千波湖、遠くに筑波山を望む絶景を
斉昭公も愉しまれたことでしょう。

茨城県水戸市常盤町1-3-3
偕楽園内

2023.2.20


※偕楽園の入場料とは別に観覧料がかかります。
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