まるみのあっちこっち巡り

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灯の祭典 8000本の竹灯篭 安曇野神竹灯

2016-04-11 14:38:15 | 日本の祭り・イベント



神秘と幻想の世界に誘う安曇野神竹灯(かみあかり)







穂高見神(ほたかのかみ)を御祭神に仰ぐ穂高神社。
古くから信濃の大社として名高い日本アルプスの総鎮守。
交通安全の守神として信仰を集めています。







九州の海人の神である穂高見神には、豊玉姫という姉がいました。
その姉からの贈り物が竹筒であったのです。

「私のふもとの大分県竹田市では<竹楽>という
里山を守るために始まった祭りがあり、
土地の人が16年間続けています。
今は、世の中が不安で希望が見えなくなっているから
竹のようにまっすぐに強く伸びて進んでいくように、
安曇野の人々の心に届けたい」


穂高見神は、「よし、安曇野でもこの灯りをともそう!
竹の光りが皆の心を明るく照らすようにしたい!」

そう考えて2011年この「神竹灯」が始まることになったとか。







はとバスツアーはこのイベントの点灯にも参加しました。







一つ一つに点灯用ライターで灯りを点していきます。







神楽殿ではライブも行われました。
柔らかく温かなメロディが穂高神社の境内に流れ、
「神竹灯」を彩っていきます。






8000本もの点灯は、簡単なことではありませんが、
点灯作業に少し参加したこともあり、
感慨深いものがありました。







こうしたイベントに地域の方だけではなく、
旅行者も加わわることができるなんて、
素晴らしい企画だと思います。







寒い中、たくさんの人々がやってきて
この幻想的な神竹灯にレンズを向けます。







あの辺りは自分が点灯した場所だと思うと
けなげに灯るようなその灯りが愛おしくなるものです。

竹田市の「竹楽」は、約2万本の竹灯籠による
光りの祭典があるそうですが、
いつの日か行けたらと思っています。

雨天や降雪の場合は中止となってしまう
3日間だけのイベントでした。

長野県安曇野市

2015.12.5

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