1968年11月に開館した「ド・ロ神父記念館」
この建物は、鰯網工場として用いるために
1885年に神父自ら設計・施工したもので、
翌年からは保育所として使用されたものです。
ド・ロ神父(1840-1914)
外海地方の産業・社会福祉・土木・建築・医療・
移住開拓・教育文化などに奉仕したフランス人宣教師。
46年間日本で過ごし、そのうち33年間を
神と外海の人々に仕えようと意をつくしました。
貧しく厳しい生活を強いられている人々の
魂や肉体を救うため、社会福祉や
産業開発などに力をつくし、
今なお多くの人々に敬愛されています。
写真は、今でも美しい音色を奏でる
「ド・ロ神父のオルガン」
宗教関係の展示品だけではなく、
薬箱、手術用機材、人体模型、大工・左官道具、
設計工学書・染料・指導書、産業関係や
日常用品なども展示されています。
長崎県長崎市西出津町2633
2024.2.18
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます