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小笠原諸島が希少動植物の宝庫であるのは、
「海洋島」であるからです。
海洋島とは、外洋において火山噴火や
サンゴ礁の隆起によって誕生し、
過去に一度も大陸と陸続きに
なったことのない島のことです。
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父島で頻繁に見られる固有種は、
タコノキの他に木生シダのマルハチ、
小笠原村花のムニンヒメツバキなどがあります。
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<ハスノハギリ 実は軽く浮く>
私のメモに書いてあるのはそれだけ
『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
「位置づけは体系によって異なるが、
原始的被子植物とする見解が有力である。
亜熱帯から熱帯の汎熱帯に分布し、
日本にはハスノハギリとテングノハナが自生する。」
小笠原や沖縄でのみ見られるもののようです。
陸上動物がいなかった古代に海流、風、
渡り鳥のカラダについていたりした実が、
根づいていったと思われます。
実が軽く浮くようなものだったからです。
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コペペ海岸
かつてギルバート諸島出身のコペペじいさんが
利用していたといわれるビーチ。
スノーケリングに最適な海岸、波打ち際から
すぐにサンゴの群生ポイントがあります。
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海中案内板をただって小港海岸まで
泳いでいけるそうです。
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その小港からジョンビーチまでが、
見どころ多彩な父島最長ハイキングルート。
4時間半程所要時間がかかるそうです。
(今回のクルーズでは不可能)
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父島にはスノーケリングの好スポットが
いくつもあり、その多くがビーチエントリー。
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数十年をかけ成長したのち、
1度だけ花を咲かせ枯れてしまう
リュウゼツランの一種で最も
ポピュラーなアオノリュウゼツラン。
汁に触れると皮膚がかぶれることがあり、
毒性もありますが、葉から繊維をとることができ、
こちらでは繊維として使われてきたそうです。
東京都小笠原村
2023.3.19
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