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浅草でドジョウを楽しむなら「駒形どぜう」か、「飯田屋」か。
そのような話はよく耳にしていました。
ドジョウがカラダに良いことも承知してはいます。
生理的にどうもなのですが、鰻は大好物です。
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江戸慶應年間の創業以来、浅草で暖簾を守られた老舗、
浅草歌舞伎を楽しんだ後ですから
江戸っ子の味と気分を下町情緒の中で楽しみたいと思います。
永井荷風も通ったという老舗の暖簾をくぐりましょう。
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畳敷きの風情漂う空間で、テーブルにはガスコンロ、
『どぜう鍋』を食べてくださいねと言わんばかり、
まずは、日本酒で乾杯しましょうか。
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江戸っ子が好む逸品は、牛蒡や長葱などと
一緒にいただく鍋で味わうドジョウでしょう。
淡泊でありながらほのかに苦味の余韻を残す
酒飲み垂涎の味わいといいます。
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「柳川鍋」はいただいたことがありますが、
ほとんど箸をつけられなかった苦い思い出があります。
ハードルを下げて、ドジョウの唐揚げをいだだきました。
ドジョウの旨味で、牛蒡などほかの食材の味を
引き立てるといいますが、なるほど美味しくいただけます。
つまみにピッタリの逸品でしょう。
元来、どぜうは安くて栄養価の高い食物として
親しまれてきた庶民の味でしたが、
今や庶民の味とは言い難いものになっています。
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厚焼き玉子を大根おろしで。
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今や高嶺の花となってしまった鰻重、
焼き加減、味も好みで、幸せです。
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鰻重には、肝吸いは欠かせませんね。
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香の物も懐かしい家庭の味のようです。
古き良き日本の姿に思いを馳せることができる店が、
浅草にはまだまだ残っています。
新型コロナウイルスの影響もあって、
外国人観光客も減少している浅草ですが、
観光客気分で浅草の街歩きも楽しみたいです。
東京都台東区西浅草3-3-2
2020.1.25
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