まるみのあっちこっち巡り

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江戸慶應年間の創業 浅草合羽橋 どぜう 飯田屋

2020-02-08 00:28:17 | お出かけ 東京



浅草でドジョウを楽しむなら「駒形どぜう」か、「飯田屋」か。
そのような話はよく耳にしていました。
ドジョウがカラダに良いことも承知してはいます。
生理的にどうもなのですが、鰻は大好物です。







江戸慶應年間の創業以来、浅草で暖簾を守られた老舗、
浅草歌舞伎を楽しんだ後ですから
江戸っ子の味と気分を下町情緒の中で楽しみたいと思います。
永井荷風も通ったという老舗の暖簾をくぐりましょう。







畳敷きの風情漂う空間で、テーブルにはガスコンロ、
『どぜう鍋』を食べてくださいねと言わんばかり、
まずは、日本酒で乾杯しましょうか。







江戸っ子が好む逸品は、牛蒡や長葱などと
一緒にいただく鍋で味わうドジョウでしょう。

淡泊でありながらほのかに苦味の余韻を残す
酒飲み垂涎の味わいといいます。







「柳川鍋」はいただいたことがありますが、
ほとんど箸をつけられなかった苦い思い出があります。
ハードルを下げて、ドジョウの唐揚げをいだだきました。

ドジョウの旨味で、牛蒡などほかの食材の味を
引き立てるといいますが、なるほど美味しくいただけます。
つまみにピッタリの逸品でしょう。

元来、どぜうは安くて栄養価の高い食物として
親しまれてきた庶民の味でしたが、
今や庶民の味とは言い難いものになっています。







厚焼き玉子を大根おろしで。







今や高嶺の花となってしまった鰻重、
焼き加減、味も好みで、幸せです。







鰻重には、肝吸いは欠かせませんね。







香の物も懐かしい家庭の味のようです。

古き良き日本の姿に思いを馳せることができる店が、
浅草にはまだまだ残っています。

新型コロナウイルスの影響もあって、
外国人観光客も減少している浅草ですが、
観光客気分で浅草の街歩きも楽しみたいです。

東京都台東区西浅草3-3-2

2020.1.25

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