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’08/08/16の朝刊記事から
李大統領光復節演説 日韓関係改善に配慮
日中韓首脳会談出席へ
【ソウル15日井田哲一】韓国の李明博大統領が15日、植民地支配からの解放を記念する「光復節」の演説で直接的な日本批判を避けたことについて、韓国国内では、学習指導要領解説書への竹島(韓国名・独島)問題明記で悪化した日韓関係の改善を目指すシグナルとの見方が広がっている。
一時は危ぶまれた9月の日中韓首脳会談も、予定通り開かれる可能性が高まった。
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李大統領は「(強く富んだ国をつくれば)われわれの領土が、不当に見くびられることもなくなる」と演説。
間接的な表現で竹島問題に言及したが、日本を名指ししての批判は避けた。
韓国外交筋は「独島問題をこれ以上大きくしても韓国に良いことはないと、トーンを調整したようだ」と説明。
聯合ニュースは、同問題が日韓関係全般に悪影響を与えており「韓国政府の負担になっている」と分析した。