’08/07/23の朝刊記事から
大分教員汚職 昇進試験も改ざん
江藤容疑者「点数悪くても合格」
大分の教員汚職事件で、収賄容疑で再逮捕された県教育委員会の元義務教育課参事江藤勝由容疑者(52)が、校長、教頭への昇進試験でも、点数水増しなど成績の改ざんを認めていることが22日、関係者の話で分かった。
江藤容疑者は「成績が悪くても合格させた」と話しているという。
江藤容疑者は県教委の採用試験だけでなく、校長、教頭への昇進試験の実務も担当していた。
採点の一部は一人で担当するなど権限が集中しており、県警は裏付けを進めている。
一方、県警は22日、江藤容疑者の別の収賄容疑を裏付けるため、大分県佐伯市内の小学校などを捜索した。
昇進試験をめぐっては、県教委の富松哲博教育審議監(60)が江藤容疑者に特定の教員名を挙げ、合格させるよう指示していた疑いが出ている。
撮影機材 Kodak DC4800