国道357号・湾岸道路を曲がり、国道14号・千葉街道を越えて、船橋の中心部まで来ました。
川崎大師で食事をして以来、ちゃんとした食事をとっていませんでした。
仲見世で買ったさらし飴は、道中でその都度つまみ食いし、気づいたら東京ゲートブリッジにたどり着く前に食べきってしまいました。
拙宅のある船橋に入ったので、ここでお夜食。
お夜食はなにかガッツリとしたものを食べようと思い、行きつけのラーメン屋に入ります。
船橋駅南口側の狭い路地にある「ラーメン無限大」船橋店。
最後の最後で、二郎系ラーメンを己の胃袋にお見舞いします。
味噌ラーメン中盛り野菜増しバカ豚乗せ! こたえるねぇ!
野菜増しをオーダーしたので、いきなりズルズル~というわけにはいかず、野菜を卓にこぼさないように慎重に食べます。
そして、麺が過度に汁を吸わないように、野菜をかき分け麺をほじくり出して、ゆっくり食べました。
ラーメンを食べて腹は満たされ、体も温まりました。
そなえつけのティシューで鼻をかみ、外に出ます。
寒い。
ラーメン食べて、鼻水が出るほど体を温めたのも束の間、度を過ぎて涼しい空気が体を襲います。
夜の気温は15℃ほどでしたが、私は荷物を減らしたため長袖を1枚も持っていませんでした。
そこで船橋駅周辺の銭湯に駆け込むことにしたのです。
分け入った路地の中にたたずむ「松の湯」。
男湯の脱衣所にはなぜかキリンが立っていらっしゃいます。
松の湯! うえええええい!
・・・と大泉さんのように大声を発することなく、銭湯で温まりました。
風呂上がりの一杯! うぇぇぇ~・・・うまい!
何かドラマを放映しているテレビの前にどっかり座り込んで、牛乳を飲み干しました。
それから・・・なんだか動きたくない。
銭湯で湯船にゆっくり浸かった私は、体から力が抜けてしまい、家に帰る気力がなくなっていきました。
それでも家に帰らなければならない。
帰り道は暗闇の中をなんとか進んでいきました。
その速さは明らかに遅く、その間に涼風は確実に私の体を冷やしていきました。
帰宅した私は、シャワーで汗を落とし、早々に床に就きました。
体はだるく、熱っぽく、とうとう風邪をひいてしまったのです。
その後数日間、風邪と喘息に苦しめられながら日々を過ごすこととなりました。
・・・今度は、1枚くらいは長袖を持っていこう。
「第62回鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記」完