鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

夜行の果てに

2014-07-25 | 移動の旅

2 0 1 4 年 5 月 6 日 ( 火 )

午 後 9 時 1 3 分

千 葉 県 船 橋 市

京 成 船 橋 駅 付 近



国道357号・湾岸道路を曲がり、国道14号・千葉街道を越えて、船橋の中心部まで来ました。


川崎大師で食事をして以来、ちゃんとした食事をとっていませんでした。
仲見世で買ったさらし飴は、道中でその都度つまみ食いし、気づいたら東京ゲートブリッジにたどり着く前に食べきってしまいました。

拙宅のある船橋に入ったので、ここでお夜食。
お夜食はなにかガッツリとしたものを食べようと思い、行きつけのラーメン屋に入ります。

船橋駅南口側の狭い路地にある「ラーメン無限大」船橋店。
最後の最後で、二郎系ラーメンを己の胃袋にお見舞いします。



味噌ラーメン中盛り野菜増しバカ豚乗せ! こたえるねぇ!
野菜増しをオーダーしたので、いきなりズルズル~というわけにはいかず、野菜を卓にこぼさないように慎重に食べます。
そして、麺が過度に汁を吸わないように、野菜をかき分け麺をほじくり出して、ゆっくり食べました。


ラーメンを食べて腹は満たされ、体も温まりました。
そなえつけのティシューで鼻をかみ、外に出ます。


寒い。
ラーメン食べて、鼻水が出るほど体を温めたのも束の間、度を過ぎて涼しい空気が体を襲います。
夜の気温は15℃ほどでしたが、私は荷物を減らしたため長袖を1枚も持っていませんでした。


そこで船橋駅周辺の銭湯に駆け込むことにしたのです。



分け入った路地の中にたたずむ「松の湯」



男湯の脱衣所にはなぜかキリンが立っていらっしゃいます。

松の湯! うえええええい!
・・・と大泉さんのように大声を発することなく、銭湯で温まりました。



風呂上がりの一杯! うぇぇぇ~・・・うまい!
何かドラマを放映しているテレビの前にどっかり座り込んで、牛乳を飲み干しました。

それから・・・なんだか動きたくない。

銭湯で湯船にゆっくり浸かった私は、体から力が抜けてしまい、家に帰る気力がなくなっていきました。

それでも家に帰らなければならない。

帰り道は暗闇の中をなんとか進んでいきました。
その速さは明らかに遅く、その間に涼風は確実に私の体を冷やしていきました。



午 後 1 1 時 2 6 分

よ う や く 帰 宅


帰宅した私は、シャワーで汗を落とし、早々に床に就きました。
体はだるく、熱っぽく、とうとう風邪をひいてしまったのです。



その後数日間、風邪と喘息に苦しめられながら日々を過ごすこととなりました。



・・・今度は、1枚くらいは長袖を持っていこう。



「第62回鬼ヅモ同好会麻雀大会顛末記」完

夜の東京ベイサイド

2014-07-25 | 移動の旅

2 0 1 4 年 5 月 6 日 ( 火 )

午 後 7 時 1 0 分

東 京 都 江 東 区

東 京 ゲ ー ト ブ リ ッ ジ





日は沈み、夜の東京ベイサイド。
帰りは国道357号・東京湾岸道路を通ります。
せっかくなので東京湾の夜景を見ながら帰ろう、そう思っていました。


まずは東京ゲートブリッジから新木場方面へ戻ります。



ゲートブリッジのある若洲から夢の島へと渡る橋からは、葛西臨海公園ひまわりの大観覧車が見えます。



湾岸道路に戻る前にちょっとばかり寄り道。
新木場にかかる橋からゲートブリッジをチラ見。
う~ん、ゲートブリッジはそばで見たほうがいいですねぇ。



国道357号に入っても、私の夜景熱はおさまらず、進んでは止まりを繰り返しました。



遠くで光る東京スカイツリーと、その手前の工場夜景。

夜景の撮影がへたくそな私は、何度も撮影をやり直します。
そのために帰る時間は遅くなっていき、冷たい夜風は私の体を着実に冷やしていきました。


陸橋のやたらと多い国道357号をアップダウンしながら、荒川を渡って葛西へ。
葛西臨海公園がそばにあり、遠くから望んでいたひまわりの大観覧車が間近に見える・・・はずでした。



観覧車の間に横たわる太いガード。
東行きのほうの歩道(北側の歩道)にいたので、間を通る首都高速湾岸線が観覧車の下部分を隠してしまっています。

だったら反対車線(南側の歩道)へ行けと? もちろん行きました。
そうすると湾岸線以上の強敵がいたのです。

 

こいつが。風がちょっと吹けば停まってしまうこいつ。
JR京葉線がドカっと立ちふさがり、夜景が全く見えなかったのでした。

チャリは東京都を離れ、浦安に入っていたのですが、東京ディズニーリゾートの前には常にJR京葉線が立ちふさがっていました。
私は夜景の撮影をあきらめ、早いとこ自宅に戻ろうと思っていました。



舞浜の駅前を通過し、ふと右側を見てみると、JR京葉線のガードがなくなっています。

・・・あれ? 京葉線って、湾岸道路をまたいで北側に出たか?
・・・でもこれで夜景の前にふさがる障害はなくなったな。


そう楽観的に考え、チャリを進めていましたが、



お、東京ディズニーリゾートかな?



ホテルユーラシア舞浜?! こんなホテルあったか?
何度も湾岸道路をチャリで走っているけど、こんなホテルは記憶にない! これはおかしい!!

これまでの疲れが注意力を奪っていたので気づかなかったが、この道路、片側2車線道路だけど対面交通の道路だ!
湾岸道路は西行きと東行きが首都高速&東関東自動車道をはさんで完全に分離しているので、対面交通はありえません。
そういえば高速道路のガードがない!

こうして別の道に迷い込んでいたことが発覚。
どっと疲れが出てきます。
今まで通ったことがない道路ならまだしも、湾岸道路は何度も通っている道路。
こういうところでの走行ミスが一番堪えます。


元来た道を戻ること、だいたい7分。距離にすると2Kmほどでしょうか。

  

道を間違えたの原因は、舞浜駅前のこのポイントでした。
左画像の手前は新木場側、右手側にJR舞浜駅や東京ディズニーリゾートがあります。

このあたりは首都高へ接続する立体交差(舞浜インター)やら、湾岸道路へ接続する平面交差やらが絡む複雑なポイントで、湾岸道路を進む歩行者・自転車は、右の陸橋へ続くスロープを上らなければならないのです。
そしてそのスロープへ続く道は細く、夜ともなれば目立たない。
そして案内看板も見当たらないという不親切設計です。

スロープへの道を見逃してそのまま進むと、いつの間にか浦安の海に向かってしまうのです。



こうして紆余曲折の末に舞浜を通過し、これを機に西行き歩道から東行き歩道へ鞍替え。



「船橋 10Km」です。
おそらく船橋市役所の入口がある日の出町までの距離と思われます。
私も日の出町の交差点を曲がる予定でしたので、もうひとふんばりといったところ。




午 後 9 時 0 5 分

つ い に 船 橋 へ




ようやく船橋へ戻ってきました。
しかし心はすさみきり、体は冷え切っていました。

河川や立体交差のためにアップダウンがやたらと多い国道357号。
疲労は着実に蓄積し、私は357も嫌いになっていきました。
道は狭いしゴミゴミしてるけど、やっぱり国道14号のほうがいいや。