鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

うどん巡礼・第1章~中西うどん&たも屋

2016-01-17 | グルメ


2 0 1 5 年 3 月 2 2 日 ( 日 )

午 前 7 時 4 5 分

う ど ん 県 高 松 市

琴 電 片 原 町 駅




片原町で借りたレンタサイクル。



本日の相棒「45XY号」にまたがり、高松の市街地を走ります。
(レンタサイクルの整理番号下2ケタを忘れてしまったので、ここでは末尾の数字を"X""Y"とします)

最初にめざすうどん屋は、私があらかじめチェックしていた「上原屋本店」
栗林公園のすぐ近くにあるので、ここで朝うどんを食べてから早めに栗林公園に入る・・・そういう計画でした。

高松港から南に伸びる国道30号・高松中央通りを南下。
国道30号は高松中央公園の前で国道11号と合流。

そのまま南下していると、右手に栗林公園が見えてきます。
広大な栗林公園に沿って走る国道11号。
公園の向かい側、道路の左沿いにその店はありました。しかし・・・

開店 午前9時から、日曜日休業。

店の場所と経路は調べておいたのですが、肝心の営業日&営業時間を調べ忘れていたのです!

・・・・・・気を取り直して、うどん巡礼を続行、用意していたうどん店リストをあらためて拝見。

すると、栗林公園から少々郊外へ出たところにある「中西うどん」が、朝6時から営業で日曜も開店していることをつかみます。
私は「45XY」にまたがり、さらに国道11号を南下すること約2km。



「ウチの近所にある丸源ラーメンは高松にもあるのか~」
なんてちょっとばかりの驚きとともに、「45XY」と私はさらに南下。

高松自動車道の高架をくぐる交差点を越え、国道193号・高松空港通りに直進。



国道193号。
「酷道」業界では「一休さん」の名で畏怖される存在です。
その恐るべき「一休さん」を進むこと約1km、その本性が顕わになる前、



「中西うどん」の案内看板を発見。
おやおや、本日(日曜日)の開店時刻は午前7時とな? ならば問題なし。
案内看板のとおり交差点を右折・・・

朝なのに行列!?

まさか「中西うどん」はそれほどまでの人気店なのか!?
しかし地図と場所が違う??

よく見るとそこは「菓子工房ルーヴ」高松空港通り店でした。
行列を見つけるとなんとなく興味がわいてくる私ですが、この日は効率よくうどん屋さんを回る腹づもりだったので、行列はスルー。
そのまま「中西うどん」へ急行します。

交差点を曲がってから約500mほどで、



ようやくこの日1杯目うどんにありつけそうです。さっそく入店。

ところで今回私の中では、うどん巡礼を行うにあたってルールを設けました。
 ・注文するうどんは温かけうどん。せっかくなのでおなじかけうどんで食べ比べをします。
 ・うどんのサイズは小サイズ。何軒もハシコするため、胃袋に余裕を持たせます。
 ・天ぷらは頼まなくてもよしとしますが、食べるときはちくわ天とします。
 ・おでんは食べても食べなくてもよしとします。
 ・ネギはひとつまみ、天かすもひとつまみまで。あくまでメインはうどんとおつゆ。
 ・移動中にうどん屋を見つけたときは必ず立ち寄る。
こういうルールでうどん巡礼をしていきます。
しかし私のこと、こういうルールを守ったためしはなく、今回もじょじょにルールを空文化していきます。

さて1杯目のうどん。当然かけうどんです。
サイズの表記は「大中小」ではなく「1玉2玉3玉」
というわけでここでは温かけの1玉(250円)を注文。
そして最初のお店ですから、ちくわ天(120円)とおでん(110円)も追加。

「中西うどん」は、うどん県ではメジャーなセルフ方式のお店。
天ぷらとおでんを自分で取って・・・と、ここまでは普通。
そしてうどんはうどん玉のみがどんぶりによそわれて渡されます。そしてお勘定。
その後、レジ近くの湯槽でうどん玉をザル(ラーメン屋やうどん屋でよくある取っ手付きのやつ)に入れて自分で湯がいてかけだしを注いでいきます。

丸亀やはなまるのようなチェーン店に慣れている私にとって、純然たるセルフ方式はなかなか戸惑います。

かけうどんの場合は、まずどんぶりをお湯で温めて、うどんをだいたい10秒ほど湯がいて、だしを機械で注いでできあがり。



かけうどん! ずるずるずるずる・・・うまい!
ちくわ天!
サクッ・・・うまぁい!

手打ちのうどんはコシが強く、だしも香り高く、うまい。
チェーン店のものとは比べ物にならないです。

この日1杯目のうどんをあったり完食。
ここは1玉ではなく2玉にすべきであったか?




午 前 8 時 4 4 分

中 西 う ど ん を 出 る


「中西うどん」をあとにして、栗林公園に向かいます。

GoogleMap先生によると、栗林公園へは別のルートをとったほうが近いとのこと。
そこで、さきほどの道を引き返さずさらに進み、国道32号に合流。



あ、2軒目発見。
なかなか広い駐車場には自動車も数台停まっているし、これは立ち寄っていこう。

2軒目は「たも屋」勅使店。
店内もそこそこ広いし、これはチェーン店ぽいなぁ~、まぁ期待しないで食べてみよう…。
今回もかけうどんの1玉(230円)、麺を自分で湯がいて…と。



2杯目のかけうどん!・・・ずるずるずるずる・・・ああっ! うまい!!
ここは麺もうまかったけど、かけだしがまぁ~うまい!
あまり期待しないでいただけに、なんともうれしい誤算です。

店内のポスターでわかったのですが、このたも屋、テレビにも何度ともなく登場し、そして有楽町やシンガポールにも店舗があるそうなのです。




午 前 8 時 4 4 分

た も 屋 を 出 る


例によって店内でgoogleMapを見て、栗林公園への道を確認しておきました。

予想を上回る味に満足しながら、自転車にまたがって国道32号を北へ進みます。

たも屋から進むこと600m、またもうどん屋が!
うどん屋を見たら立ち寄る、なんてルールを打ち立ててしまった以上、立ち寄らないわけにはいきません。

今度のうどん屋はなかなかこぢんまりした「讃岐うどんきまい(生舞)」…あれ?開いていない??

立て続けにうどん3杯はさすがにきついなぁ~と思っていた私は、内心ホッとしながら栗林公園への道を急ぎ進んでいきました。