鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

小樽散歩へ出発

2017-08-08 | お散歩


2 0 1 6 年 9 月 2 1 日 ( 水 )

午 前 1 1 時 5 2 分

小 樽 中 央 通 り





「若鶏時代 なると」本店で早めのランチをとり、



小樽駅から小樽港を結ぶ小樽中央通りに戻りました。
ここからは港方向へ下っていきます。




通りを貫く鉄道路線の跡。
廃線となった国鉄手宮線です。
現在はしゃれた遊歩道になっているようですね。


交差点にたたずむ、歴史のありそうな建物。



旧安田銀行小樽支店【小樽市指定歴史的建造物】です。
小樽にはこのような歴史ある建物が各所にあります。
小樽散策について特にプランのなかった私は、この「小樽市指定歴史的建造物コンプリート」的な散策をしてみようかな~なんて思いつきました。
のちのち実行に移して参りますが、これはまた、別の話。


小樽観光のメイン・小樽運河のほど近く。



小樽運河プラザという観光案内所のような施設がありました。
情報収集のため、中に入ります。

・・・・・・中に入りましたが、あまり情報は得られませんでした。
どちらかといえば、休憩所というべき喫茶店、そして土産物屋が入っていました。
そして小樽観光とはほとんど関係ないある商品が、私の目を釘付けにしてしまいます。それは・・・



全国鉄道路線図 昭和30年版(1,500円)です!



わが出身地のあたり。
Y字型に掘り込んだ鹿島港がありません!
香取駅鹿島神宮駅を結ぶJR鹿島線もありません。
当時は交通インフラがまったくなく、「陸の孤島」ともいうべき地域が、現在となっては一大工業地帯となりました。
感慨深いですねぇ。



私が学生時代を過ごした仙台。
現在と比べると、まず東北新幹線がありません。
それから東北本線岩切、利府、松島、品井沼と続いています。
現在でいう利府支線が当時は本線であって、しかも利府から先が続いていたのです。
この路線図の陸前山王駅からグニャリと曲がって品井沼駅へと続くルートが現在の東北本線で、このルートの上に塩釜駅、松島駅、愛宕駅があります。



青森県あたり。
現在の八戸駅は、当時は「尻内駅」で、現在の本八戸駅「八戸駅」でした。
あとJR津軽線が、青森駅から蟹田駅までしか開通していなかったんですね。
下北半島では、現在の本州最北の駅・下北駅からさらに北に進む路線があったようです。



北海道。
かつてはこんなにも鉄道網が張り巡られていたんですね。
現在はこの中の半数以上は廃線になってしまいました。



函館付近。
当時は松前線なんてのがあったんですね。
これがあったら松前城の登城は、少しはラクになったかもしれません。
近年廃線になった江差線も当時は健在。
ただ当時は青函トンネルが開通しておらず、当然ながら北海道新幹線もありません。



札幌周辺、いわゆる道央地域。
札幌の東側がなかなかいそがしい感じです。現在はほとんどが廃線になっています。
このあたりは日本有数の石炭産出地帯、鉄道は石炭の運び出しで活気がありました。
石炭を運び出す小樽港室蘭港へ続く鉄道が複線になっています。
室蘭本線苫小牧・岩見沢間が当時はメインルートだったことも、現在の寂れっぷりからすれば想像できません。
現在は新千歳空港ができて、千歳線がメインルートになっています。


昭和30年の鉄道路線図をひとり眺め、悦に浸っていました。
この場によね先生がいたら、この路線図で数時間語らい、小樽観光などそっちのけになっていたでしょう。



おっと、そろそろ小樽の街でも歩こうか。





手賀沼の花火 2017

2017-08-08 | 夜景


2 0 1 7 年 8 月 5 日 ( 土 )

午 後 7 時 0 0 分

千 葉 県 柏 市

柏 ふ る さ と 公 園



昨年末から、しばらくぶりのお出かけです。

あれ以来、互いにすれ違いの生活となってしまい、お出かけもぱったりなくなってしまいました。
年末には「初詣はどこに行こうかな~?」と口走っていましたが、気がつけば平成29年は半ばを過ぎてしまいました。
初詣は7月末、柏神社で簡単に済ませることとなりました・・・って、初詣と言えるのかな?

平成29年の後半に入ってからすれ違いの状態は解消していき、時間と予算があればまたお出かけできることとなりました。
とはいえ、現段階ではやや予算が心もとないので、ご近所の花火大会へお出かけします。



やってきた柏ふるさと公園は、JR柏駅から約2kmほど北東の所にある、手賀沼湖畔にある公園です。
昨年に続き今年も、この公園から花火を見ます。

この日行われる手賀沼花火大会は、手賀沼を挟む柏市と我孫子市の商工会が合同で主催する花火大会で、手賀沼で打ち上げられます。
花火は約13,500発打ち上げられ、人出は約40万人と推定され、千葉県内では一二を争う大きな花火大会です。

午後6時半ごろに公園に到着した私たち。
自転車を停める駐輪場には余裕があったものの、腰を下ろして花火を眺める場所はどうやら余裕なし。
しばし歩いたところにあった空きスペースに、ビニールシートを敷いて「ここを~キャンプ地とぉ~」したのでした。



午後7時ちょうど、花火大会開幕。
スタートしてからしばらくは、協賛企業の紹介が延々と続きます。約15分くらいだったでしょうか。


そして・・・



最初の一発目で失敗を悟る私たち。
頭上の木の枝が、花火にモロかぶりしています(>_<)
即刻、キャンプ地を放棄しました。



少し歩いたところで見物。
今年はカメラを置いてきたので、御前のスマホで撮影しています。

 

ううむ・・・花火の撮影は難しいのぉ。



私の腕前もさることながら・・・
この日の風向は、手賀沼からふるさと公園に向かって吹いています。すなわち風下
夜空に花開く大輪の菊の花が、花火の煙幕がモロかぶりしてしまいます。
見物客から聞こえるのは、歓声よりもむしろため息。



撮影もちっともうまくいかないので、持ち主にバトンタッチ。

 

(きれいに映ってる・・・なんか悔しい)

夜空にただよう花火の煙幕は如何ともし難く、私たちは花火の見物を早々に切り上げて帰路につきました。



完全私的旅「手賀沼の花火 2017」 完