JR山寺駅から歩いて3分。
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駅からの参詣者が必ず渡るであろう宝珠橋。
正面にそびえるのが立石寺(山寺)【国指定史跡・国指定名勝】。
前方の丁字路を右折したところに・・・
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山寺の登山口がある。
この日は春休みということもあり、参詣者がそれなりにいた。
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登山口を上がるとすぐに根本中堂(本堂)【国指定重要文化財】に着く。
1356年(延文元年)最初の山形城主・斯波兼頼が再建したものが現存する。
ブナ材の建築物では日本最古のものという。
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根本中堂に隣接する日枝神社の拝殿。
日枝神社は立石寺の鎮守。
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日枝神社の神木。
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日枝神社の隣りには、芭蕉・曾良像がたたずんでいる。
山形領に立石寺と云 山寺あり。
慈覚大師の開基にして、殊 清閑の地也。
一見すべきよし、人々のすゝむるに依て、尾花沢よりとつて返し、其間七里ばかり也。
芭蕉一行は、尾花沢(山形市の北)から最上川を経由して日本海へ出る予定であったが、地元の人々の勧めにより、この立石寺に寄り道したとある。
境内にある売店へ。
ここでは手荷物を無料で預かってくれる。
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ふぅ~、あたたまりますなぁ~
山形名物・玉こんにゃく(1本100円)でした。
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参詣者が自由に修行ができるという念仏堂。
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念仏堂の隣りには鐘楼。
鐘楼の裏にあるトイレで用を足して・・・
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山門をくぐると、いよいよ山道へ。
ここで巡拝料300円を納めることとなる。
なお、この先にはトイレはないので、鐘楼裏のトイレに立ち寄ることをお勧めする。
山道を上ると、まず現れる姥堂。
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奪衣姿の石像を本尊とする。
ここから上は極楽浄土とされ、そばの石清水で身を清め新しい衣に着替えるものとされた。
脱いだ衣はここに奉納するものとされていた。
山道の幅はだいたい2車線?くらい。
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ところどころで残雪が行く手を阻む。
こういうところに限って手すりがない。
歩いていくうちに、山道が軽く渋滞しだした。
前の方からは、「ぜぇ~ぜぇ~ぜぇ~ぜぇ~ぜぇ~」
おじいちゃんがあきらかにヤバそうな息遣い。
リタイヤした方がいいんじゃねぇか?
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山道に迫る岩。
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きざはしがわずか14センチという四寸道。
このあたりも残雪ですべりやすくなっていた。
ぜんそくのような息遣いのおじいちゃんは、その歩みを止めない。
おいおい、ホントに休んだ方がいいって・・・
仕方ないのでスキを見て追い越す。
・・・無事でいてくれよ、ご老体。
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岩壁に碑がいくつにも掘られている。
このあたりには弥勒洞といい、雨風の浸食により阿弥陀如来の姿が浮かんだという。
たぶん真ん中のところ・・・か??
山道を上ること約15分・・・
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仁王門に到着。
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