鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

茨城県自然博物館・第1章~太古に生きた者たち

2017-11-25 | 美術館・博物館


2 0 1 7 年 1 1 月 1 2 日 ( 日 )

午 前 1 1 時 2 5 分

茨 城 県 坂 東 市

茨 城 県 自 然 博 物 館 ・ エ ン ト ラ ン ス



本拠地を出発してから約2時間。
途中の野田市内でゆったり朝食をとったため、



ミュージアムパーク茨城県自然博物館に到着したのは正午前でした。

ここの博物館は本館の屋内展示と、広大な敷地を誇る野外施設とに分かれています。
入館料は、屋内野外のセットで740円です。



この日はやたらと「サメ展」推しの博物館。
こういった企画展をやっているときは740円で、そうでないときは530円となっているそうです。

そして・・・翌日の茨城県民の日(11月13日)は、入館料が無料になっていたのでした・・・。

カネの話は置いといて、いざ、入館!



最初の展示は、いきなりの大物です。



マンモスの化石・・・でかい。
大きさは5メートル超。
マンモスは象に毛が生えたやつ、というふうに認識していた私は、ただただその大きさに驚きました。

案内板を見ると、このマンモスは松花江マンモスというそうです。
「まつはなえ」? ではなく、普通に音読みして「ショウカコウ」。
中国の内モンゴルで出土されたそうです。
よくよく案内板を見ると・・・(複製)とありました。そりゃあそうでしょうね。



その次はマンモスよりさらに大きい、恐竜です。
モンゴルのゴビ砂漠で発見された、ヌオエロサウルスというそうです。
推定体重は約60トン、体長は25メートル超、高さも10メートル超だったようです。



大きすぎて、2フロアにまたがっています。
全貌を拝見するのは、1階に下りてからということになりますね。



思えば、私はこのような科学博物館に来たことがありませんでした。
恐竜の骨格とかの展示は、この日はじめて目にしたのです。
この博物館を教えてくれた女王様に、私は心からお礼を申し上げたいです。




午 前 1 1 時 3 1 分

第 1 展 示 室


第1展示室は、「進化する宇宙」をテーマとしています。
さまざまな銀河、太陽と太陽系の惑星などの特徴や、宇宙空間の環境などについての展示が常設されています。

・・・あれれ? 女王様の歩みが早い?

せっかくだからゆっくり見ればいいのに、とは思いましたが・・・
科学に疎い女王様らしく、ここのコーナーは小難しいから飛ばしてしまうのだそうです。

「隕石を持ち上げよう」の展示だけで、私もこの部屋を出てしまいました。





ぬおおおおー!?



ダンクルオステウスの模型でした。
古生代、デボン紀後期(約3億8000万年~3億6000万年前)に生息していた魚類の祖先です。
体の前半分は硬い骨性の板で覆われていました。
あごが発達しており、当時の生態系において頂点に君臨していたといわれています。
骨格は化石になりにくい軟骨でできていたとされ、体の後半分の情報はほとんどないそうです。



ダンクルオステウスが泳ぐ古生代の海底トンネルをくぐって、次の展示室へ。




午 前 1 1 時 4 0 分

第 2 展 示 室


第2展示室のテーマは、「地球のおいたち」です。
この展示室では、地球をつくる岩石・鉱物や大地の様子とともに、さまざまな動物・植物の進化・移り変わりを紹介しています。

この日の翌日、11月13日に地質学においてチバニアン(千葉時代)の名称が誕生する見通しというニュースが流れましたが・・・
11月12日に博物館を訪れた我々はそのようなことは知る由もなく、また女王様の興味を惹かなかったことから、前半部分はほぼスキップ。


生命が登場する先カンブリア時代
生命が飛躍する古生代・・・はすっ飛ばして、

 

恐竜がわが世の春を謳歌する中生代へ。



こちらの恐竜、なんと動きます
さらに、おたけびを上げます



あまり動きのない四足歩行の恐竜はトリケラトプス
それを襲わんとしている二足歩行のティラノサウルス
・・・なのですが、実際の大きさはもっとあったようです。
トリケラトプスが体長約9メートル、ティラノサウルスは約11メートルで、この博物館のスペースじゃ置くことのできない大きさを誇ります。



それでも、小さな子供をおびえさせるには十分な迫力です。
博物館のミニチュアですらこれですから、実物に遭遇したらとても逃げられないでしょう。
今の世の中が「ジュラシックパーク」じゃなくてよかったです。

現在の恐竜は、よく見ると羽毛が生えています。
かつて子供のころ図鑑で見た恐竜は、ワニのように硬い皮膚で覆われていたように記憶していますが・・・
「恐竜は爬虫類ではなく鳥類が進化したもの」という、現在の学説が反映されているようですね。


大地の支配者であった恐竜は、6500万年前に絶滅してしまいます。
中生代から新生代・・・



一気に時は流れ、ヒトの誕生へ。
まず、二本足で立ち上がり・・・



地上に降り、道具を使うようになりました。
たぶん、アウストラロピテクスでしょうか。



ホモ・エルガステルという原人



われわれホモ・サピエンス・サピエンスの祖先にあたるクロマニョン人の登場をもって、第2展示室は〆となります。






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