鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

出雲そばはどうでしょう・前編~出雲大社前「八雲」

2023-04-09 | どうでしょうロケ地


令 和 元 年 神 在 月 廿 参 日 ( 水 )

午 前 拾 時 参 拾 九 分

島 根 県 出 雲 市

出 雲 大 社 神 楽 殿



出雲大社縁結び祈願
その前に早い時刻ではありますが、お昼を済ませてしまいます。



境内からいったん退出し、巨大なしめ縄がかかる神楽殿を見やりつつ、旅に出る前からあらかじめ目をつけておいたおそば屋さんへ。


神楽殿から300メートルほどで、目的のおそば屋さん・・・



「八雲」本店に到着しました。





中に入るとまずテーブル席があり、奥に座敷席があります。
私が着座したのはもちろん座敷席
ですがこの席ではないところがいいなぁ・・・。

私が座りたかった席には御婦人の方々がいらっしゃったので、「八雲そば」の提灯の正面にあるこの席でおそばをいただくことにしました、



注文してから約10分後。



出雲そば、割子三段!・・・・・・うまいっ!!
お出汁は旨味、塩味、そしてほのかな甘みがじつにバランス良く、最も私好みの味でした。
そばも風味が立っていて美味しかったです。

出雲そばは、割子と呼ばれる丸みを帯びた小さめの漆器に、そばと海苔やねぎなどの薬味が一緒になって供されます。
お出汁は別の器に入っており、それを直接割子のそばにかけて食べます。
上段の割子そばを食べたら、残っているお出汁や薬味などを次の段の割子にかけ、さらに必要に応じてお出汁を足します。
そして下段の割子そばを食べ終えて残ったお出汁などは、空いている器に移してから、これにそば湯をついで飲みます。

お値段は、割子三段が750円、割子五段が1,250円、つまりは割子1段につき250円のようです。
しかし、こんなに美味いのなら三段じゃなくて五段にすればよかった!



そばを食べ始めてから数分、くだんの御婦人方がお帰りになりました。
この機を逃さず、店員さんに尋ねます。

「とても厚かましいお願いなのですが、お膳ごと席を移動してよろしいでしょうか」

店員さんは「変わった客だな」と思ったか思わなかったかはともかく、移動を承諾してくださいました。
というわけで・・・

 

入口から見て一番奥の座敷席、床の間脇のこの席こそ、水曜どうでしょう「サイコロの旅・第4弾」にてどうでしょう軍団が出雲そばを食べていた席なのです。
五段割子を召し上がる大泉さん、隣りには三段割子?を召し上がるミスター
画角は大泉さんをまっすぐに捉えているので、私が座った席はカメラマンの嬉野ディレクターが座ったのでしょう。



私は嬉野Dの座った席で、残りのそばとそば湯を愉しみます。



そば湯・・・うまい!



出雲そば、おいしゅうございました。

八雲さんのおそばは、ヒゲこと藤村ディレクターを唸らせ、

「その時食った『出雲そば』が美味くて美味くて忘れられなかった。
 それ以来、そば日本一の座は『出雲』がどっかり腰をおろしていた」

 (水曜どうでしょう「ウラ話 番組スタッフからのメッセージ」より)

と云わしめた逸品。
その記述に違わぬ美味さを、私も味わうことができて感無量でした。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿