出雲大社に縁結び祈願!
その前に早い時刻ではありますが、お昼を済ませてしまいます。
境内からいったん退出し、巨大なしめ縄がかかる神楽殿を見やりつつ、旅に出る前からあらかじめ目をつけておいたおそば屋さんへ。
神楽殿から300メートルほどで、目的のおそば屋さん・・・
「八雲」本店に到着しました。
中に入るとまずテーブル席があり、奥に座敷席があります。
私が着座したのはもちろん座敷席。
ですがこの席ではないところがいいなぁ・・・。
私が座りたかった席には
注文してから約10分後。
出雲そば、割子三段!・・・・・・うまいっ!!
お出汁は旨味、塩味、そしてほのかな甘みがじつにバランス良く、最も私好みの味でした。
そばも風味が立っていて美味しかったです。
出雲そばは、割子と呼ばれる丸みを帯びた小さめの漆器に、そばと海苔やねぎなどの薬味が一緒になって供されます。
お出汁は別の器に入っており、それを直接割子のそばにかけて食べます。
上段の割子そばを食べたら、残っているお出汁や薬味などを次の段の割子にかけ、さらに必要に応じてお出汁を足します。
そして下段の割子そばを食べ終えて残ったお出汁などは、空いている器に移してから、これにそば湯をついで飲みます。
お値段は、割子三段が750円、割子五段が1,250円、つまりは割子1段につき250円のようです。
しかし、こんなに美味いのなら三段じゃなくて五段にすればよかった!
そばを食べ始めてから数分、くだんの御婦人方がお帰りになりました。
この機を逃さず、店員さんに尋ねます。
「とても厚かましいお願いなのですが、お膳ごと席を移動してよろしいでしょうか」
店員さんは「変わった客だな」と思ったか思わなかったかはともかく、移動を承諾してくださいました。
というわけで・・・
入口から見て一番奥の座敷席、床の間脇のこの席こそ、水曜どうでしょう「サイコロの旅・第4弾」にてどうでしょう軍団が出雲そばを食べていた席なのです。
五段割子を召し上がる大泉さん、隣りには三段割子?を召し上がるミスター。
画角は大泉さんをまっすぐに捉えているので、私が座った席はカメラマンの嬉野ディレクターが座ったのでしょう。
私は嬉野Dの座った席で、残りのそばとそば湯を愉しみます。
そば湯・・・うまい!
出雲そば、おいしゅうございました。
八雲さんのおそばは、ヒゲこと藤村ディレクターを唸らせ、
「その時食った『出雲そば』が美味くて美味くて忘れられなかった。
それ以来、そば日本一の座は『出雲』がどっかり腰をおろしていた」
(水曜どうでしょう「ウラ話 番組スタッフからのメッセージ」より)
と云わしめた逸品。
その記述に違わぬ美味さを、私も味わうことができて感無量でした。
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