世の中値上げラッシュで消費者は知恵を絞って生活防衛にはしっています。
一方で安全・安心の問題を避けることができないので、単純に安いものを求めるとは限りません。その点、消費者側の目利きは厳しくなっていますが、視点を変えるとそれだけ消費者が現在の環境下で生き抜きながら、「この時代のニーズ」情報を発信しているとも言えます。
今日、得意先の方と話していて「節約」をキーワードとする時代のニーズを掘り下げてみた時に「単価」、「小容量」、「汎用性」の3つの切り口を教えていただきました。
コロンブスの卵ではありませんが、考えてみればナルホドと合点がいく、シンプルなロジックです。
「単価」とは、単なる商品自体の価格の高い安いではなく、1食当たりに換算した時の単価で比較して安いものを選んでいるということです。小麦の値上がりとともに値上がりしたパスタ等の麺類が、値上げしても1食当たり単価では100円超となったカップ麺よりもまだまだ安いということで売上を伸ばしている事実があります。
「小容量」は、まさに必要な時に必要な量だけを買って余分なストックを持たなくなったということです。バンドル198円に騙されて腐らすよりも1個当たり単価が高くても確実に使う分だけを買うことで、結果無駄なく倹約につなげる発想なんだと思います。
そして「汎用性」。これはは使い回しの効くものが売れているということです。
複数の料理に使える調味料として麺つゆなどが好調だそうです。「単価」の麺につながるだけでなく、煮物や他の調味料としての汎用性が結果的に割安感に繋がっているんでしょう。
感度の高い方、業界の方、勉強している方には何を今更の事柄ばかりだと思いますが、こういった消費者が購買行動から発するニーズを的確に汲みあげられると、単に厳しい時代とばかり悲観的になっている場合ではありません。チャンスの素は必ず存在するということだと思います。
でも全体としての単価下落と、オヤジの商売する食品関係への家計の支出比率の低下は当面避けようがありません。
今年の夏は厳しそうです。そして秋以降もなかなか予測がつきません。
一方で安全・安心の問題を避けることができないので、単純に安いものを求めるとは限りません。その点、消費者側の目利きは厳しくなっていますが、視点を変えるとそれだけ消費者が現在の環境下で生き抜きながら、「この時代のニーズ」情報を発信しているとも言えます。
今日、得意先の方と話していて「節約」をキーワードとする時代のニーズを掘り下げてみた時に「単価」、「小容量」、「汎用性」の3つの切り口を教えていただきました。
コロンブスの卵ではありませんが、考えてみればナルホドと合点がいく、シンプルなロジックです。
「単価」とは、単なる商品自体の価格の高い安いではなく、1食当たりに換算した時の単価で比較して安いものを選んでいるということです。小麦の値上がりとともに値上がりしたパスタ等の麺類が、値上げしても1食当たり単価では100円超となったカップ麺よりもまだまだ安いということで売上を伸ばしている事実があります。
「小容量」は、まさに必要な時に必要な量だけを買って余分なストックを持たなくなったということです。バンドル198円に騙されて腐らすよりも1個当たり単価が高くても確実に使う分だけを買うことで、結果無駄なく倹約につなげる発想なんだと思います。
そして「汎用性」。これはは使い回しの効くものが売れているということです。
複数の料理に使える調味料として麺つゆなどが好調だそうです。「単価」の麺につながるだけでなく、煮物や他の調味料としての汎用性が結果的に割安感に繋がっているんでしょう。
感度の高い方、業界の方、勉強している方には何を今更の事柄ばかりだと思いますが、こういった消費者が購買行動から発するニーズを的確に汲みあげられると、単に厳しい時代とばかり悲観的になっている場合ではありません。チャンスの素は必ず存在するということだと思います。
でも全体としての単価下落と、オヤジの商売する食品関係への家計の支出比率の低下は当面避けようがありません。
今年の夏は厳しそうです。そして秋以降もなかなか予測がつきません。