ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

サッカーとオーケストラ

2009年01月28日 | 時事
<ファン拡大に“異種タッグ” ベガルタと仙フィル>
河北新報 http://www.kahoku.co.jp/ 2009年01月28日

 スポーツと音楽で地域を盛り上げようと、サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台と仙台フィルハーモニー管弦楽団が2009年度から共同事業を始めることになった。両団体はこれまで接点がなかったが、ファン層の拡大に向けて互いの会場でのPRや地域貢献活動などを行う。

 現在、双方で事業内容について詰めの協議を進めている。具体的な連携策として、県内の施設や学校を一緒に訪問してのサッカー教室や演奏会の開催、公式戦やコンサートの相互告知、共通チケットの企画などが挙がっている。

 このほか、仙台フィルはベガルタの公式ファンファーレの作曲やホームスタジアムでの演奏会、ベガルタはスタジアムの大型ビジョンを使った仙台フィルの活動のPRを検討中だ。

 双方に共通するのは、仙台市とかかわりの深い運営形態。市は08年度、ベガルタに6000万円、仙台フィルに3億1260万円の補助金を拠出している。

 しかし、今後は行財政改革に伴う支援の先細りが懸念され、実際にベガルタの補助金は昨季限りで全廃し、間接支援に転換する方針が固まっている。

 ベガルタの安孫子博専務は「厳しい財政状況の中、新規ファンの獲得やファンクラブの充実など同じ悩みを共有している」と説明。「サッカーの観客層は若者が中心。中高年世代が多いクラシックのファン層を取り込むきっかけにしたい」と強調する。

 仙台フィルの松本伸二常務理事も「多くのサポーターが詰めかけるスタジアムで演奏できれば、われわれのPRになる。県民、市民に広く仙台フィルの存在を知ってもらういい機会」と期待を寄せている。

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初めての地方紙ネタです。
今朝、会社で聞きました。

ベガルタはなんといっても入れ替え戦までいきながら、最後の決定力不足でJ1に上がれなかったのがイタイ。
オマケにこの不景気ですからスポンサー集めも大変だと思います。

仙台フィルも仙台市からの補助金額ではベガルタとケタが違いますが、お金に余裕が無い点では同様でしょう。
基本的にプロのオーケストラは自前の稼ぎだけでの成立はムリ。
そもそもが王侯貴族といったパトロンに囲われて発達した文化ですから、事業として簡単に成立するようなシクミではないのです。

このタイアップがどんな効果をもたらすのか、特にサッカーを見にきたサポーターがスクリーンに移ったオーケストラの演奏会の宣伝を見て、クラシック音楽を聴きに行こうなんて思うのか、どうにも想像がつきません。

さてさてどうなるやら、無責任な野次馬根性ではありますが楽しみです。
コメント
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