<JR東海が初の首位、トヨタは急低下 就職人気ランキング>
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2009年4月8日
リクルートが8日発表した2009年の大学生の就職志望企業ランキングによると、東海旅客鉄道(JR東海)が初の1位だった。2位は東日本旅客鉄道(JR東日本)で、運輸や電力、通信など社会インフラ関連が昨年より順位を上げた。トヨタ自動車が昨年の6位から96位に下がるなど、自動車や電機関連メーカーは軒並み順位を下げた。「不況下で学生の安定志向が進んだ」とリクルートはみている。
NTTドコモが昨年の29位から8位へ上昇。中部電力や関西電力も昨年から大きく順位を上げた。一方、昨年8位だったソニーは29位とトップテン外へ転落。トヨタのほか、シャープやキヤノンも順位を下げた。
調査は就職活動中の大学生と大学院生を対象に1月30日―2月16日に実施。集計対象数は7909人。
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これから先の20年から30年の人生の選択をしようとする尺度が、1年の経済状況の変化でこれだけ劇的に変わるのは、経済危機がそれほど大変なことだということもあるでしょうが、要するに学生が企業選びでいかに目先のことしか見ていないかということを示しています。
とはいえ、オヤジは学生の安定志向を偉そうに誹謗できません。今から25年前に安定志向から食に関するメーカーを志望して社会人人生をスタートさせたのですから。
いずれにしろJRが志望NO.1企業になるというのは、あのガタガタの大赤字である国鉄を知っている世代としては隔世の感があります。
JR東海はなんと言っても東海道新幹線という確固たるドル箱を抱えているからなんでしょうが、鉄道業に人気があるというのは、どうもオヤジが小学生の時に電車の運転手さんになりたいと言っていた頃とはそもそもが違う気がします。
選ぶ尺度は決して誹謗できませんが、あとは入社してからその仕事にどれだけ拘りを持ち、打ち込む根性があるかどうかですね。
そんなこんなの思いを孕みながら、今、来年の大学新卒の採用活動があちこちの企業で粛々と進んでいるに違いありません。
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2009年4月8日
リクルートが8日発表した2009年の大学生の就職志望企業ランキングによると、東海旅客鉄道(JR東海)が初の1位だった。2位は東日本旅客鉄道(JR東日本)で、運輸や電力、通信など社会インフラ関連が昨年より順位を上げた。トヨタ自動車が昨年の6位から96位に下がるなど、自動車や電機関連メーカーは軒並み順位を下げた。「不況下で学生の安定志向が進んだ」とリクルートはみている。
NTTドコモが昨年の29位から8位へ上昇。中部電力や関西電力も昨年から大きく順位を上げた。一方、昨年8位だったソニーは29位とトップテン外へ転落。トヨタのほか、シャープやキヤノンも順位を下げた。
調査は就職活動中の大学生と大学院生を対象に1月30日―2月16日に実施。集計対象数は7909人。
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これから先の20年から30年の人生の選択をしようとする尺度が、1年の経済状況の変化でこれだけ劇的に変わるのは、経済危機がそれほど大変なことだということもあるでしょうが、要するに学生が企業選びでいかに目先のことしか見ていないかということを示しています。
とはいえ、オヤジは学生の安定志向を偉そうに誹謗できません。今から25年前に安定志向から食に関するメーカーを志望して社会人人生をスタートさせたのですから。
いずれにしろJRが志望NO.1企業になるというのは、あのガタガタの大赤字である国鉄を知っている世代としては隔世の感があります。
JR東海はなんと言っても東海道新幹線という確固たるドル箱を抱えているからなんでしょうが、鉄道業に人気があるというのは、どうもオヤジが小学生の時に電車の運転手さんになりたいと言っていた頃とはそもそもが違う気がします。
選ぶ尺度は決して誹謗できませんが、あとは入社してからその仕事にどれだけ拘りを持ち、打ち込む根性があるかどうかですね。
そんなこんなの思いを孕みながら、今、来年の大学新卒の採用活動があちこちの企業で粛々と進んでいるに違いありません。
