<ビール系飲料、1―3月出荷3.6%減 サントリー辛くも3位守る>
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2009年4月10日
ビール大手5社が10日まとめた1―3月のビール系飲料の課税済み出荷量で、キリンビールのシェアが37.7%とアサヒビールを1.9ポイント上回り、四半期ベースで2年ぶりに首位を奪回した。08年通年で3位に浮上したサントリー酒類はサッポロビールの攻勢を抑えて同順位を確保した。消費者の節約志向を背景に、通常のビールより安い第三のビールの販売動向がシェア争いを左右した。
ビール系飲料全体の1―3月の出荷量は9130万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と前年同期比3.6%減。8四半期連続で前年実績を割り込んだ。そのなかで第三のビールは同29.5%増の2662万ケースと大幅に拡大。同分野で「のどごし〈生〉」が健闘したキリンがアサヒを逆転した。
08年に高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」などが好調だったサントリーは1―3月もシェア12.9%を確保。第三のビール「麦とホップ」で猛追するサッポロを0.2ポイント上回った。
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これからビール類の最盛期であるゴールデンウィーク、盆暮れを控えての第1四半期の状況ですから、年間の業界内競争のことを考えればホントに第1コーナーを回ったばかりで結末は解りません。
そんな途中経過を記事の大小はあるにしても各紙が取り上げていただけるのは、大変幸せなことです。
それだけ巷で関心を持っていただき話題になりやすいことなんでしょう。何しろ業界が見えやすく、ユーザーの皆様も気軽に関わっていただいている業界ですから。
とはいえ深刻なのは、やはりトータルの市場が縮小し続け、その中で低価格品へのシフトが加速していることです。
そんな中で競争している以上、勝たなければならないし、勝つことに意義のある市場にしていかなければならないと思います。
ちなみに課税済み出荷量というのは、工場の外に出た製品の量ということで、実際に第1四半期に売れて飲まれた量とは必ずしもイコールではありません。念のため。
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2009年4月10日
ビール大手5社が10日まとめた1―3月のビール系飲料の課税済み出荷量で、キリンビールのシェアが37.7%とアサヒビールを1.9ポイント上回り、四半期ベースで2年ぶりに首位を奪回した。08年通年で3位に浮上したサントリー酒類はサッポロビールの攻勢を抑えて同順位を確保した。消費者の節約志向を背景に、通常のビールより安い第三のビールの販売動向がシェア争いを左右した。
ビール系飲料全体の1―3月の出荷量は9130万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と前年同期比3.6%減。8四半期連続で前年実績を割り込んだ。そのなかで第三のビールは同29.5%増の2662万ケースと大幅に拡大。同分野で「のどごし〈生〉」が健闘したキリンがアサヒを逆転した。
08年に高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」などが好調だったサントリーは1―3月もシェア12.9%を確保。第三のビール「麦とホップ」で猛追するサッポロを0.2ポイント上回った。
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これからビール類の最盛期であるゴールデンウィーク、盆暮れを控えての第1四半期の状況ですから、年間の業界内競争のことを考えればホントに第1コーナーを回ったばかりで結末は解りません。
そんな途中経過を記事の大小はあるにしても各紙が取り上げていただけるのは、大変幸せなことです。
それだけ巷で関心を持っていただき話題になりやすいことなんでしょう。何しろ業界が見えやすく、ユーザーの皆様も気軽に関わっていただいている業界ですから。
とはいえ深刻なのは、やはりトータルの市場が縮小し続け、その中で低価格品へのシフトが加速していることです。
そんな中で競争している以上、勝たなければならないし、勝つことに意義のある市場にしていかなければならないと思います。
ちなみに課税済み出荷量というのは、工場の外に出た製品の量ということで、実際に第1四半期に売れて飲まれた量とは必ずしもイコールではありません。念のため。
