ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

適切な対応

2013年03月25日 | 戯言
この判決に政治屋がいろいろコメントしています。

与党幹事長は2倍以内に納めることが急務とさも2倍以内ありきの言い方です。
判例上はそうかもしれませんが、そもそも1:2が平等ではないでしょう。

野党幹事長は政権の正統性に言及してましたが、おいおいその前の総選挙も同じ状態だったんですけど。
人のこと言える立場ですかと突っ込みたくなりました。

政治屋の決まり文句「適切な対応」がどのようなものか、有権者として注視しなければならないですね。

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<衆院選「無効」、1票格差で初の判断…広島高裁>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2013年3月25日

 「1票の格差」が最大2・43倍だった昨年12月の衆院選について、弁護士グループが広島1区、2区の選挙無効(やり直し)を求めた訴訟で、広島高裁(筏津いかだつ順子裁判長)は25日、両区の選挙を「違憲、無効」とする判決を言い渡した。
ただ、無効判決の効力は、衆院選挙制度改革関連法の施行1年となる今年11月27日に生じるとした。国政選挙を無効とする司法判断は戦後初めて。被告の広島県選管は上告する見通し。

 過去の同種訴訟では、選挙を「違憲」としても、公益に与える影響を考慮して原告の請求を棄却できるとした「事情判決」によって、無効を回避してきた。しかし、この日の判決は「1票の格差は広がっており、最高裁の違憲審査権が軽視されている」として、事情判決は相当ではないとした。
コメント (1)
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