大変残念ですけど、この発言は「皮肉」ではなく「ホンネ」ですね。
芸人分際が純文学を書けるなんてことはあり得ないと本気で思っているからこそ出た発言。
又吉さん個人ではなく、「芸人」という職業に対する意識であり、その裏側は己が人気アナウンサーでありアンカーであることの驕りに映ります。
ウケるウケないではなく、受賞した人に対してシンプルに敬意を表して報じるのがジャーナリストであり、意外であれば単に驚きを表明すれば済む話です。
こういう奢った人がジャーナリストを標榜し、ゴールデンタイムでアンカーをして世間に影響力を与えていることの方が強行採決した与党より余程恐ろしい。。。
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<ピース又吉「芥川賞」への古舘氏“皮肉”が物議>
ヤフーニュース 東スポWeb配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2015年7月17日
古舘氏の報ステでの発言が物議を呼んでいる
お笑いコンビ「ピース」又吉直樹(35)の芥川賞受賞をめぐり、テレビ朝日系「報道ステーション」での古舘伊知郎キャスター(60)の発言が物議を醸している。
16日放送の同番組では又吉の著書「火花」の芥川賞受賞を報じたが、ニュースVTR明けに古舘キャスターは「みんなすごいなとは思うんですけど、それとは別に芥川賞と本屋大賞の区分けがなくなった気がするんですけどね」と発言した。
芥川賞は純文学の新人に与えられる賞で選考委員はプロの作家。一方で本屋大賞は新刊書店の店員による投票で選ばれる賞で、これまで受賞作は大衆小説が多く、歴代受賞作はその後ベストセラーになっている。古舘キャスターの発言には芥川賞が大衆化、商業主義になっており、芸人であり話題性もある又吉が受賞したのではとの皮肉が読み取れる。
番組サブMCを務める小川彩佳アナ(30)はすかさず「ちょっと読んでみないと分からないですけど」と“フォロー”したが、古舘キャスターは「芥川賞と明らかに、時代が違うっていえばあれですけど、僕なんかの年代はあれ?って気もちょっとするんですけどね」と又吉の受賞、芥川賞のあり方に疑問を呈した。
発言は又吉の受賞、芥川賞の選考、また本屋大賞についても侮辱したものと視聴者には捉えられたようで、発言直後からSNS上では「芥川賞、本屋大賞受賞者の双方に失礼だ」「本当に『火花』を読んでの発言なのか」などと批判の声が相次いだ。思いつきの発言だったのかもしれないが、少々配慮に欠けるものだったといえるだろう。
芥川賞の9人の選考委員代表として会見を行った作家・山田詠美氏(56)は、又吉の作品が最初の投票から候補5作の中で最も票を集めており「選考会の時に、彼がどういう職業かというのはほとんど出なかった」と語っている。
芥川賞はあくまで純文学の新人に送られる賞。山田氏が「受賞後第1作を読んで、選考委員の私たちが選んでよかったと思えるような、そういう気分を味わいたい」と語る通り、作家・又吉の評価は次作にかかっている。“火花”を散らすのは、そのときでも遅くはないはずだ。
芸人分際が純文学を書けるなんてことはあり得ないと本気で思っているからこそ出た発言。
又吉さん個人ではなく、「芸人」という職業に対する意識であり、その裏側は己が人気アナウンサーでありアンカーであることの驕りに映ります。
ウケるウケないではなく、受賞した人に対してシンプルに敬意を表して報じるのがジャーナリストであり、意外であれば単に驚きを表明すれば済む話です。
こういう奢った人がジャーナリストを標榜し、ゴールデンタイムでアンカーをして世間に影響力を与えていることの方が強行採決した与党より余程恐ろしい。。。
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<ピース又吉「芥川賞」への古舘氏“皮肉”が物議>
ヤフーニュース 東スポWeb配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2015年7月17日
古舘氏の報ステでの発言が物議を呼んでいる
お笑いコンビ「ピース」又吉直樹(35)の芥川賞受賞をめぐり、テレビ朝日系「報道ステーション」での古舘伊知郎キャスター(60)の発言が物議を醸している。
16日放送の同番組では又吉の著書「火花」の芥川賞受賞を報じたが、ニュースVTR明けに古舘キャスターは「みんなすごいなとは思うんですけど、それとは別に芥川賞と本屋大賞の区分けがなくなった気がするんですけどね」と発言した。
芥川賞は純文学の新人に与えられる賞で選考委員はプロの作家。一方で本屋大賞は新刊書店の店員による投票で選ばれる賞で、これまで受賞作は大衆小説が多く、歴代受賞作はその後ベストセラーになっている。古舘キャスターの発言には芥川賞が大衆化、商業主義になっており、芸人であり話題性もある又吉が受賞したのではとの皮肉が読み取れる。
番組サブMCを務める小川彩佳アナ(30)はすかさず「ちょっと読んでみないと分からないですけど」と“フォロー”したが、古舘キャスターは「芥川賞と明らかに、時代が違うっていえばあれですけど、僕なんかの年代はあれ?って気もちょっとするんですけどね」と又吉の受賞、芥川賞のあり方に疑問を呈した。
発言は又吉の受賞、芥川賞の選考、また本屋大賞についても侮辱したものと視聴者には捉えられたようで、発言直後からSNS上では「芥川賞、本屋大賞受賞者の双方に失礼だ」「本当に『火花』を読んでの発言なのか」などと批判の声が相次いだ。思いつきの発言だったのかもしれないが、少々配慮に欠けるものだったといえるだろう。
芥川賞の9人の選考委員代表として会見を行った作家・山田詠美氏(56)は、又吉の作品が最初の投票から候補5作の中で最も票を集めており「選考会の時に、彼がどういう職業かというのはほとんど出なかった」と語っている。
芥川賞はあくまで純文学の新人に送られる賞。山田氏が「受賞後第1作を読んで、選考委員の私たちが選んでよかったと思えるような、そういう気分を味わいたい」と語る通り、作家・又吉の評価は次作にかかっている。“火花”を散らすのは、そのときでも遅くはないはずだ。