まだスタートラインに立ったばかりです。
ただ、いよいよ再来年に向けての正式なチャレンジルートに乗ったということは大きな意味を持ちます。
ビール大麦の栽培地という御縁もあった1年半ほど前にビールの九州で関わり始めた時にはまだ先の見えない中で地元の熱意だけで動いていた感がありました。
それでも市長自ら小売企業の商談に同席いただくなど、文字通りリーダーの率先垂範に頭が下がりました。
今年福岡に出戻った折にも清涼飲料での最初の仕事がこの関係のお仕事で、たまたまとはいえ御縁を感じました。
内定になったという報ももらい急遽駆け付けた県庁。
寛大なお取り計らいでマスコミでもないのに記者会見の場に居させていただき、市長にもご挨拶ができました。
これからが遺産登録に向けて、こちらの応援の正念場。
これで明治産業革命遺産、長崎の教会群に続いて九州から3連覇です。
それぞれの地域では被ることでの分散の心配もあるようですが、見方を変えれば九州各地の遺産をアピールすることで九州全体の価値を高めて、お客様を呼び込むことができる可能性が広がります。
「世界一の九州をつくろう」
この言葉がとんでもなくポテンシャルを持った言葉だということを改めて感じてワクワクしています。
-------------------------------------------------------------------------
<【世界遺産候補】「神宿る島」喜びにわく地元 宗像・沖ノ島>
ヤフーニュース 毎日新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2015年7月28日
宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県宗像・福津市)が28日、2017年の世界文化遺産登録を目指す国内候補に決まった。今月、世界遺産となった「明治日本の産業革命遺産」と来年の世界遺産委員会で登録の可否が決まる「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に続き、3年連続で九州関連の世界遺産が誕生する可能性が出てきた。「神宿る島」として入島が制限され、一般になじみがなかった沖ノ島の世界遺産登録運動を続けてきた地元関係者らは喜びにわいた。【門田陽介、馬原浩、柴田種明】
国内候補決定の一報を受け、福岡県の谷井博美宗像市長、小山達生福津市長らは県庁で記者会見し「まだスタートラインだが、きょうは素直に喜びたい」と笑顔をみせた。
「見聞きしたことは口外してはならない」といった禁忌があり、これまで広く知られていなかった沖ノ島。谷井市長は「世界に類のない貴重な遺産。世界の人に知ってもらい、後世に引き継いでいきたい」と力を込めた。
小山市長は「『島のことは絶対に家の外で話してはいけない』と教育を受けてきた。島が広く耳目に触れるということは個人的には意外」と語った。
地元の福岡県宗像、福津両市は市民報告会を開いて国内候補決定を祝った。
宗像市役所ロビーには「宗像・沖ノ島世界遺産市民の会」会員や市民ガイドなど約200人が集まった。久芳昭文副市長が「国内推薦候補に決まった。市民の皆さんと喜びを分かち合いたい」と報告すると、大きな拍手がわき起こった。
久芳副市長は「国内候補に決まったのは市民の力が大きかった」とあいさつ。市民の会の木村健次会長は「これからも世界に誇る価値を知ってもらい、守り伝える輪を広げたい」と語った。
◇「沖ノ島信仰」どう守る
沖ノ島は「神の島」として今も立ち入りが制限されている。観光振興の起爆剤としての期待も膨らむが、古来から守られてきた「沖ノ島信仰」をどう後世に伝え、地域づくりにつなげるかが課題だ。
沖ノ島には宗像大社の沖津宮があり、島全体が境内となっている。女性の上陸は禁止され、男性も年1回の現地大祭(5月27日)の時しか上陸は許されない。地元漁師たちは「おいわず様(不言島)」と崇敬し、島のことは一切口外せず、一草一木たりとも島外に持ち出さない、と言い伝え守ってきた。
世界遺産に登録されても宗像大社は「古来、守り続けてきたものは変えられない」と立ち入り制限を続けていく方針だが、神秘性も手伝って観光客が押し寄せることも予想される。宗像漁協の中村忠彦組合長は「海から島を見ようと船で観光客や釣り人がやってきて、荒らされないか心配だ」と話す。沖ノ島の周辺は好漁場として知られる。「地元の漁師と観光客のトラブルが起きる懸念もある。ルールを作ってほしい」と訴える。
構成遺産には大島の中津宮や一般に「宗像大社」と呼ばれる辺津宮も含まれる。辺津宮には沖ノ島から出土した金製指輪などを展示する神宝館がある。「中津宮や辺津宮を巡りながら『沖ノ島信仰』に思いをはせてもらえれば」と宗像大社。来訪客対策の検討を始めた宗像市も「市民ガイドを増やすなど、沖ノ島信仰の歴史や価値を分かりやすく発信できるような対策を考えたい」としている。【柴田種明】
ただ、いよいよ再来年に向けての正式なチャレンジルートに乗ったということは大きな意味を持ちます。
ビール大麦の栽培地という御縁もあった1年半ほど前にビールの九州で関わり始めた時にはまだ先の見えない中で地元の熱意だけで動いていた感がありました。
それでも市長自ら小売企業の商談に同席いただくなど、文字通りリーダーの率先垂範に頭が下がりました。
今年福岡に出戻った折にも清涼飲料での最初の仕事がこの関係のお仕事で、たまたまとはいえ御縁を感じました。
内定になったという報ももらい急遽駆け付けた県庁。
寛大なお取り計らいでマスコミでもないのに記者会見の場に居させていただき、市長にもご挨拶ができました。
これからが遺産登録に向けて、こちらの応援の正念場。
これで明治産業革命遺産、長崎の教会群に続いて九州から3連覇です。
それぞれの地域では被ることでの分散の心配もあるようですが、見方を変えれば九州各地の遺産をアピールすることで九州全体の価値を高めて、お客様を呼び込むことができる可能性が広がります。
「世界一の九州をつくろう」
この言葉がとんでもなくポテンシャルを持った言葉だということを改めて感じてワクワクしています。
-------------------------------------------------------------------------
<【世界遺産候補】「神宿る島」喜びにわく地元 宗像・沖ノ島>
ヤフーニュース 毎日新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2015年7月28日
宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県宗像・福津市)が28日、2017年の世界文化遺産登録を目指す国内候補に決まった。今月、世界遺産となった「明治日本の産業革命遺産」と来年の世界遺産委員会で登録の可否が決まる「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に続き、3年連続で九州関連の世界遺産が誕生する可能性が出てきた。「神宿る島」として入島が制限され、一般になじみがなかった沖ノ島の世界遺産登録運動を続けてきた地元関係者らは喜びにわいた。【門田陽介、馬原浩、柴田種明】
国内候補決定の一報を受け、福岡県の谷井博美宗像市長、小山達生福津市長らは県庁で記者会見し「まだスタートラインだが、きょうは素直に喜びたい」と笑顔をみせた。
「見聞きしたことは口外してはならない」といった禁忌があり、これまで広く知られていなかった沖ノ島。谷井市長は「世界に類のない貴重な遺産。世界の人に知ってもらい、後世に引き継いでいきたい」と力を込めた。
小山市長は「『島のことは絶対に家の外で話してはいけない』と教育を受けてきた。島が広く耳目に触れるということは個人的には意外」と語った。
地元の福岡県宗像、福津両市は市民報告会を開いて国内候補決定を祝った。
宗像市役所ロビーには「宗像・沖ノ島世界遺産市民の会」会員や市民ガイドなど約200人が集まった。久芳昭文副市長が「国内推薦候補に決まった。市民の皆さんと喜びを分かち合いたい」と報告すると、大きな拍手がわき起こった。
久芳副市長は「国内候補に決まったのは市民の力が大きかった」とあいさつ。市民の会の木村健次会長は「これからも世界に誇る価値を知ってもらい、守り伝える輪を広げたい」と語った。
◇「沖ノ島信仰」どう守る
沖ノ島は「神の島」として今も立ち入りが制限されている。観光振興の起爆剤としての期待も膨らむが、古来から守られてきた「沖ノ島信仰」をどう後世に伝え、地域づくりにつなげるかが課題だ。
沖ノ島には宗像大社の沖津宮があり、島全体が境内となっている。女性の上陸は禁止され、男性も年1回の現地大祭(5月27日)の時しか上陸は許されない。地元漁師たちは「おいわず様(不言島)」と崇敬し、島のことは一切口外せず、一草一木たりとも島外に持ち出さない、と言い伝え守ってきた。
世界遺産に登録されても宗像大社は「古来、守り続けてきたものは変えられない」と立ち入り制限を続けていく方針だが、神秘性も手伝って観光客が押し寄せることも予想される。宗像漁協の中村忠彦組合長は「海から島を見ようと船で観光客や釣り人がやってきて、荒らされないか心配だ」と話す。沖ノ島の周辺は好漁場として知られる。「地元の漁師と観光客のトラブルが起きる懸念もある。ルールを作ってほしい」と訴える。
構成遺産には大島の中津宮や一般に「宗像大社」と呼ばれる辺津宮も含まれる。辺津宮には沖ノ島から出土した金製指輪などを展示する神宝館がある。「中津宮や辺津宮を巡りながら『沖ノ島信仰』に思いをはせてもらえれば」と宗像大社。来訪客対策の検討を始めた宗像市も「市民ガイドを増やすなど、沖ノ島信仰の歴史や価値を分かりやすく発信できるような対策を考えたい」としている。【柴田種明】