ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

引っ越し難民、大量発生?

2018年02月23日 | 時事
来月末に引っ越すことになり、引っ越し業者に依頼したところ、できるだけ早く見積りをして荷出し日を確定して欲しいという連絡があり、3日ほど前に見積りに来てもらいました。

そこで見積りに来られた方が言われていたのが、宅配便から発した一連の物流業での働き方改革と人手不足からの総量規制が今春の引っ越しシーズンで大変なことになるだろうというお話。
その方も昨年まで引っ越し最盛期には見積りだけでなく実際の引っ越し業務も駆り出されて月間380時間以上残業していたものが、今年からは会社から最大200時間までに制限されているそうです。

オヤジが頼んだのは会社を通じて、しかも会社がその業者にとっての特別法人契約になっているので、来月末でもまだ受ける余地が若干あるけれど、一般の依頼は既にお断りしており、運賃がかなり高くなっているのが実情とおっしゃっていました。

ということで見積りは無事に終了し、ほぼ希望通りに荷出しと荷受けができることになりました。
・・・が、オヤジには4年前に消費税率アップ前の駆け込み需要で物流が大混乱した中での引っ越しでエライ目にあった記憶が甦ります。

そんな中でこんな記事(ヤフーニュース配信西日本新聞2018年2月23日付「『今年は異常』引っ越し難民、大量発生? 新生活スタートに思わぬ試練 業者のドライバー不足深刻」)が出てナルホドと思わず反応。。。

オヤジもそうですが、生活者の多くは「送料無料」がサービスとして当たり前の感覚。
モノを運ぶサービスに関してのコスト意識が高くなかったと思います。

そのツケがここにきて一気に噴出してきた感があります。
少なくとも社会全体で配送についての価値観を変えざるを得ない時期に来ているのでしょうね。

引っ越し難民が少しでも少なくなることお祈りしておりますし、転勤族の転勤を司る人事部諸君、この実態を当事者任せにする人事(ヒトゴト=他人事)にならないよう心配りをお願いしたいものです。
コメント
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