<「とめはねっ!」登場校のモデル、実在せぬ生徒名で書道展に出品 大分高顧問教諭を処分>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2010年8月16日
大分市の私立大分高は16日、今年と昨年の全日本高校・大学生書道展(日本書芸院など主催)に出品する際、篆刻の同じ印影を複数作品で使ったり、出品していない生徒の名を使ったりするなどの不正が多数見つかったと明らかにした。主催者は、同校が今年出品した2487作品をすべて失格とした。
同校によると、今年の篆刻部門に、すべて作者が違う247作品を出品したが、同じ印影を使ったものが複数あった。漢字、かななどの部門でも、書道部員らの試作品に別の生徒の名で出品。団体賞の最優秀校となった昨年の篆刻部門でも、出品者名簿に卒業生や実在しない生徒名があった。書道部顧問の男性教諭(51)が「自分の判断で、勝ちたい一心で不正をやった」と話しており、停職3カ月の処分にする方針。
大分高は同書道展の団体部門で9回最優秀校に選ばれ、人気漫画「とめはねっ!鈴里高校書道部」に登場する名門校「豊後高校」のモデルとされる。
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オヤジは恥ずかしながらこの人気漫画を知りませんが、折角の生徒たちが日々研鑽を積み重ね、培ってきた伝統、歴史に傷がついたのは残念です。
しかも部の顧問の教師が張本人ですから、ますます残念です。
部員の努力の成果が報われることを願うのではなく、賞をとる強豪校の顧問であることの自分の満足が優先されてしまったとすれば、残念だけでなく哀れですらありますな。
そもそも書道については門外漢ではありますが、書道で賞を勝ち取るという概念が支配するものなのでしょうか。勝つための書道って、ちょっと寂しい気がしますけど。
真剣に道に向き合ってきた高校生の部員の方々は辛いと思いますが、ここぞ奮起して書道を極めてもらいたいものだと思います。
それこそ、名門校のプライドでしょう。
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2010年8月16日
大分市の私立大分高は16日、今年と昨年の全日本高校・大学生書道展(日本書芸院など主催)に出品する際、篆刻の同じ印影を複数作品で使ったり、出品していない生徒の名を使ったりするなどの不正が多数見つかったと明らかにした。主催者は、同校が今年出品した2487作品をすべて失格とした。
同校によると、今年の篆刻部門に、すべて作者が違う247作品を出品したが、同じ印影を使ったものが複数あった。漢字、かななどの部門でも、書道部員らの試作品に別の生徒の名で出品。団体賞の最優秀校となった昨年の篆刻部門でも、出品者名簿に卒業生や実在しない生徒名があった。書道部顧問の男性教諭(51)が「自分の判断で、勝ちたい一心で不正をやった」と話しており、停職3カ月の処分にする方針。
大分高は同書道展の団体部門で9回最優秀校に選ばれ、人気漫画「とめはねっ!鈴里高校書道部」に登場する名門校「豊後高校」のモデルとされる。
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オヤジは恥ずかしながらこの人気漫画を知りませんが、折角の生徒たちが日々研鑽を積み重ね、培ってきた伝統、歴史に傷がついたのは残念です。
しかも部の顧問の教師が張本人ですから、ますます残念です。
部員の努力の成果が報われることを願うのではなく、賞をとる強豪校の顧問であることの自分の満足が優先されてしまったとすれば、残念だけでなく哀れですらありますな。
そもそも書道については門外漢ではありますが、書道で賞を勝ち取るという概念が支配するものなのでしょうか。勝つための書道って、ちょっと寂しい気がしますけど。
真剣に道に向き合ってきた高校生の部員の方々は辛いと思いますが、ここぞ奮起して書道を極めてもらいたいものだと思います。
それこそ、名門校のプライドでしょう。