嬉しい知らせ、悲しい知らせ

小澤征爾さんが食道がんの手術を乗り越えて現場復帰のニュースは嬉しかったですねぇ。
画像を見る限り、さすがに大分痩せられて年寄り臭くなったのは否めませんが、ご本人もお話しされているとおり、一段と深みのある音楽を聴かせてくれることを期待したいと思います。

奇しくも同じ食道がんを公表して休養に入る桑田佳佑さんとは畑は違えども、どちらも日本の音楽界の宝です。
桑田さんも病に打ち勝って、また素晴らしい音楽を聞かせて欲しいと思います。

一方で悲しいニュースではありますが、某民放局の報道に対する姿勢がまた問われる事故でもあります。
これでは取材対象となった事故で犠牲になった方々も浮かばれません。
報道だからといって、自然を舐めてはいけません。

そしてガイドの問題。
たまたま先週某国営局で昨年北海道で起きた夏山山岳事故の検証から、ガイドのレベルについて取り上げた番組がありました。
ガイドについての欧州の先進国の考え方で言えば、報道だろうが捜査だろうが、山の厳しさを伝え、安全を最優先にリードすることこそガイドの使命。
この放送を視たかどうかは関係ありませんが、ガイドとしての教訓が活かされなかったことは大変残念だと感じました。