俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

さびたの花

2013-07-05 | 俳句・夏・植物



鍬肩に農夫とほりぬ花さびた


ユキノシタ科の落葉低木。

日当たりのよい山地に自生。







夏、枝先に円錐花序に密集した白い両性花とガクアジサイに似た形

の装飾花を開く。







樹皮からとった糊が和紙を作るのに使われたので糊うつぎの名が

ある。







「さびた」は北海道での呼び名。

材は丈夫で、パイプや傘の柄、ステッキなどに使われる。







さびたの花が高々と咲いていた。

その前の道を農夫が鍬を肩に担いで通って行った。

昔のような情景であった。






花さびた標識よりの細き道



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コメント (2)
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