俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

南天の実

2018-12-21 | 俳句・冬・植物




人に道訊いてわかりぬ実南天




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メギ科の常緑低木。







晩秋から冬にかけて茎の先に小球状の赤い実が熟す。

そのため、秋の季語とする歳時記と、冬の季語とする歳時記

とがある。







白い実のものもある。







白河の関から一町の所に(伝)一町仏があるというので歩い

たが、入る路地が分からず人に訊いた。

教えられた通りに行くと、分かりにくい小さな表示の路地を入

り、人の家の庭のようなところを通った。

そこに南天の実が真っ赤に熟れていた。







畑道を通って行くと道が無くなっていた。

やむを得ず滑りやすい山の急斜面を登ると、すぐにコンクリ

ートの柱に囲われた石碑が見つかった。

一番右の小さな石碑が「一町仏」と伝えられてきた中世の

供養塔で、阿弥陀如来を表す梵字「キリーク」が彫られている

という。






中庭に白南天の活けてあり




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