俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒し

2018-12-15 | 俳句・冬・時候




山の上に雲浮かびゐる寒さかな




にほんブログ村






皮膚感覚や目に見えるもの見えないものを通して感じる気温

の低さをいう。







〈塩鱈の歯ぐきも寒し魚の店(たな) 芭蕉〉

物から感じる寒さ。







〈易水に葱(ねぶか)流るゝ寒(さむさ)哉 蕪村〉

空間の世界に寒さを見た句。







〈水枕ガバリと寒い海がある 西東三鬼〉

作者の心象の寒さに通じる句。






一本の寒き道あり一人なり




にほんブログ村





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする