俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

名残の空

2018-12-31 | 俳句・冬・天文




青深く名残の空の広きかな




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もとは古歌の、恋や離別の感情を抱いて眺める空ということ

だったそうであるが、行く年を惜しむ名残つきない空の意に

転じたものという。







情緒的な気分がまさっているが、大晦日の空、年の空を指

している。







風が少しあったが、大晦日の空はよく晴れた。







武蔵野の空も、今年ももう終りかと思うと名残惜しく思った。







空はあくまでも青く、広かった。






寺の上に薄雲出でて年の空




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