俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

半夏生草

2019-07-02 | 俳句・夏・植物




曇り日や片白草の池の端に




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ドクダミ科の多年草。







どくだみよりも大形で、一種の臭気がある。

湿った場所に群生する。







葉は七月初旬に茎先の二~三枚が白くなる。

それと同時に浅黄色の小花を密生した花穂を出す。

葉が白くなるのは虫を呼ぶためという。







名の由来は、七十二候の半夏生(今年は七月二日)の頃に

葉が白くなるからとも、また、葉が半分白くなるのを半分

化粧した姿に譬えたともいわれる。







半夏生の今日は一日梅雨曇であったが、時期を違えず

半夏生草が池の端にその白さを際立たせていた。






半夏生草や昼餉の漢ゐて




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