俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

虫取撫子

2019-07-01 | 俳句・夏・植物




なだらかななぞえに群れて小町草




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ナデシコ科の一年草。







ヨーロッパ南部原産。

日本には江戸時代に渡来し、観賞用に栽培される。







五~八月頃、茎の先に淡紅色の小さな五弁花を群がって

つける。







茎から分泌される粘液に小虫が付着するため、虫を捕ると

想像されてこの名がついたが、食虫植物ではない。







なだらかな斜面に虫取撫子が群生して咲いていた。

まるで、ピンクの絨毯のようであった。






夕風の虫取撫子揺らしけり




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