俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

合歓の花

2019-07-04 | 俳句・夏・植物




合歓の花ひとりの時を至福とし




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マメ科の落葉高木。

本州の東北以南の山野、河原などに自生する。







細かい羽状に並ぶ葉が、夜になると閉じるのでこの名が

ある。







六~七月頃、夕暮近く、枝先に十~二十個の頭状花序を

開く。







雄蕊の花糸が淡紅色で長く、紅刷毛のようで美しい。







夕方、上を見上げると合歓の花が咲いていた。

周りには人影もなく、ひとりで合歓の花を眺めるこの時間を

至福の時と感じた。






母のこゑせしかと思ひ合歓の花




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