俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

下萌

2021-02-26 | 俳句・春・植物




切株の周りの殊に下萌ゆる




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早春、地中から草の芽が萌え出ることをいう。







厳しい冬を経て、野に山に草が萌え出ると、明るい春が

訪れたことを感じる。







草が香るようになると、自然のエネルギーが満ちてくる。







《春日野の草葉は焼くとみえなくに下もえわたる春の

さわらび 藤原公実》と詠まれているように、和歌にも

古くから見える。







大きな切株があった。

その周りに下萌えが多く見られた。






草萌や山鳩傍を歩みゐて




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