天を指すものばかりなる木の芽かな
春に芽吹く木々の芽の総称。
俳句の場合は「このめ」と読む。
「きのめ」は、木の芽和え、木の芽田楽のように特に山椒をさす。
木の芽立ちは木の種類、寒暖の違いにより遅速がある。
色も萌黄色、浅緑色、緑色、濃緑色などがあり、形状もさまざまである。
あちらこちらで木の芽が見られた。
そのどれもが天を指すものばかりであった。
健やかに生きむ木の芽に力得て